北海道、日本の未来を担う留萌。(2024年3月29日)

 今日が事実上の令和5年度、最終日です。昔姉の影響でよく聞かされていた「おニャン子クラブ」の歌に、「じゃあね」という曲があり、春はお別れの季節という、その中のワンフレーズが心に響きます。

 2年間、留萌振興局長を務め、留萌管内の発展に大変なご尽力を頂いた工藤公仁局長をはじめ、今年度をもって異動される幹部の皆様が挨拶に来て下さいました。

留萌振興局幹部の皆様。

 工藤公仁局長は新設される総合政策部グローバル戦略監に、山口知子副局長は水産林務部水産基盤整備担当局長に、平舘孝浩副局長は建設部次長に就任されます。

 コロナ禍の中、地域医療を守り、同時にコロナ後の地域発展戦略を描き、関係各位と懸命に協議を続けて下さった工藤局長には、私も公私に渡り、大変お世話になりました。

 グローバル化して久しい今、外務省という組織を持つ中央政府だけでなく、都道府県、市町村の地方行政としても、それぞれの行政を進める上で、国際社会の動きと無関係ではいられません。国際経験豊富な工藤さんであれば、この重責を見事担われると確信しております。この間のご指導に心から感謝申し上げると共に、新たなお立場でのご活躍を祈念申し上げます。

 また本日は、留萌商工会議所通常議員総会の前のお時間を頂き、道議会活動報告をさせて頂きました。

「北海道、日本の未来を担う留萌」というテーマで、道民、国民の安全安心確立の為に留萌がいかに貢献できるのか、先の定例会での一般質問の内容をご説明しつつ、私の想いを述べさせて頂きました。

 政治の使命は、突き詰めれば「安全保障」と「教育」、つまり「命を守る」ことと「人を育てる」ことの二つに尽きると、私は考えています。

 「安全保障」は、他国からの侵略を防ぎ、国民の生命と財産を守る外交安全保障と、国民の命の源である食料を確保する食料安全保障、エネルギー資源を確保し、サプライチェーンを守る経済安全保障等、幅広い概念があります。

 食料安全保障について言えば、留萌市は新たに留萌港の近くに小麦の集出荷施設を建設し、道外に移出する拠点を整備すべく、国との協議を行っています。

 外交安全保障については、自衛隊や海上保安庁の船舶がいざというときに円滑に港湾を利用できるよう事前に港湾管理者(留萌港に関しては留萌市長)と取り決めを交わす「特定利用港湾」の選定がまさに今、行われようとしています。

 留萌港は、適度な深さがあり、留萌市民が自衛隊組織に対して非常に理解があり、協力的ということもあり、政府として高い評価をしてくれています。

 特定利用港湾に選定されることで、昨年10月に初めて海上自衛艦が寄港し、給油作業が行われた事例が増え、一層の経済的メリットが期待されます。留萌市の発展と日本の防衛力、防災力の向上を同時に進めることが出来るのです。

 このようなお話に加え、現下の政治情勢についてもお話させて頂きました。

 懇親会の場では、今月で優待される宮井清隆副会頭に感謝状と記念品の贈呈が大石昌明会頭、西谷英樹議員会長からなされました。

大石会頭から感謝状が贈呈されました。
西谷議員会長から記念品が贈呈されました。

 宮井副会頭、本当にお疲れ様でした😊役職を終えられた後も、留萌のマチに、我々にご指導を賜りますようお願い申し上げます。

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