留萌管内漁業協同組合長会、北海道漁港漁場協会から要望を受けました。(2025年7月8日)

 今日は朝から道議会で水産林務委員長として関連団体の皆様からのご要望を伺いました。

留萌管内漁業協同組合長会の皆様と。

 要望内容は、ホタテ漁業における稚貝採苗不振等に係るもので、地元道議並びに水産林務委員長として同席いたしました。

・ホタテの産卵メカニズムや海洋環境の変動を調査し、種苗の開発等の技術を確立すること
・漁業者が安定して種苗を確保できるよう採苗器等の導入に対する支援を行うこと
・採苗不振によって経営が悪化した漁業者への経営支援策の拡充強化を図ること

 と、主に三点の要望がなされ、岡嶋秀典部長、藤田瑞代技監、山口知子水産基盤整備担当局長をはじめとする水産林務部の皆様が対応してくれました。

 留萌管内は全道のホタテ稚貝生産の約3割、全道で売買される稚貝のうち約6割を生産する一大稚貝生産地であり、オホーツクや太平洋に出荷しています。道東で行われるホタテ漁は、海中に稚貝を撒き、3年ほどかけて育てる地撒き生産がメインであり、北海道のホタテ漁は、稚貝生産と成貝生産の役割分担が地域によって明確になされているという特徴があります。

 留萌管内における稚貝生産が停滞すれば全道の成貝生産、更には道産水産物の輸出戦略にも影響することが懸念されます。技術面と経営面での更なる支援を今後も道に求めて参ります。

 11時からは北海道議会議長応接室において、北海道漁港漁場協会の高橋昌幸会長から漁港・漁場・海岸及び漁村の整備促進に係る要望を、伊藤条一議長、梶谷大志副議長、宮崎アカネ水産林務副委員長と共にお受けしました。

高橋昌幸会長と。

 水産業は多種多様で良質な水産物を国内外に供給し、健康で豊かな食文化を支え、地域経済の発展に寄与する大切な産業であり、その拠点となる漁港・漁場・海岸及び漁村の整備を進めることは極めて重要な政策課題です。

 北海道漁港漁場協会では、本道の漁港により親しみをもって頂く取組として「難読漁港名」の番付表を作成するという大変面白い取組をされています。

 私の地元の苫前町力昼(りきびる)漁港、増毛町阿分(あふん)漁港、小平町鬼鹿(おにしか)漁港がそれぞれ前頭にランクインしておりました。

 恥ずかしながら、読めないものの方が遥かに多かったです。もっと勉強しなくては💦

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