留萌管内へようこそ!
私は元々留萌管内で生まれ育った者ではありません。留萌市出身の妻との結婚が縁で2013年から留萌市民となり、留萌管内を選挙区とする北海道議会議員の立場を与えて頂きました。
生まれ育った地域ではなくとも、留萌管内を愛する気持ちは誰にも負けません。「留萌管内の元気が北海道、日本の元気である」、「留萌管内が良くなれば北海道、日本がもっと良くなる」との想いの下、活動して参りました。
このページが、一人でも多くの方に留萌管内の魅力を知って頂く一助となれば幸いです。
留萌管内は、北海道の北西部に位置する、日本海に面した自然豊かな地域です。南北約130km、東西約60kmと南北に長く、総面積は3,445.88㎢で、北海道の総面積(83,423.82㎢)の4.1%を占め、鳥取県に匹敵する広さを誇ります。
北は天塩川を挟み宗谷管内、南は増毛山地を挟み石狩管内に、東は天塩山地をはさんで上川管内、空知管内に接しています。
市町村のご紹介
留萌管内を構成する市町村は以下の8つです。
人口規模は大きくありませんが、それぞれ個性に満ちた素晴らしいまちです。
増毛町
増毛町 ましけちょう
日本最北の酒蔵「国稀」があり、1981年に公開された高倉健さんの映画『駅 STATION』のロケ地ともなった旧増毛駅を中心とした歴史的な街並みは多くの観光客を呼び寄せます。
農業では果樹も盛んであり、季節ごとのフルーツ狩りにも多くの方々が訪れます。留萌管内では札幌道央圏に最も近く、管内観光をけん引するまちです。
【町名の由来】
鰊(ニシン)が群来(くき)ると海一面にかもめが飛ぶことから、アイヌ語で「かもめの多いところ」という意味の「マシュキニ」又は「マシュケ」が転じたものであるといわれています。
留萌市
留萌市 るもいし
留萌振興局、陸上自衛隊留萌駐屯地など、道、国の行政機関が多く所在する、留萌管内の中心都市です。2020年3月に深川留萌高速道路が開通し、7月には道の駅るもいがオープンし、今後更に留萌管内に多くの交流人口を呼び寄せることが期待されます。
30年以上の歴史を持つ留萌呑涛(どんと)まつり、道北最大級の花火大会であるオロロンサマーフェスタ等、夏の海の自然を活かしたイベントも多く、「夏と言えば留萌、海水浴と言えば留萌!」と考える道民も多いと思います。
一方、冬は海からの風によって天気が荒れやすく、自然環境は厳しくなります。各テレビ局の中継でよく「今の留萌です」と暴風雪の様子が放送され、「とにかく冬は天気が荒れる地域」と思われていないか心配です…。
また留萌青年会議所の皆様が地域おこしのための事業として始めた、他地域の吹奏楽部の高校生に留萌で合宿して頂く音楽合宿事業は、留萌高校吹奏楽部の皆様の技術向上につながると共に、合宿に参加した生徒が留萌市に就職する事例も生まれ、着実に地域おこしにつながっています。
【市名の由来】
アイヌ語で「潮の静かに入る所」を意味する「ルルモッペ」が転訛して「ルモイ」となったそうです。
小平町
小平町 おびらちょう
小平町は、あたらしいランドマーク「道の駅おびら鰊番屋」や、併設する重要文化財「旧花田家番屋」が示すとおり、小平町は明治から大正にかけてニシン漁で栄えてきました。小平町で肥育される「小平牛」の仔牛は本州の有名産地で肥育され「松坂牛」や「神戸牛」として市場に出荷されます。
また、特産の『アイボリーメロン』は、北海道では小平町のみで生産されている希少品種です。 ミズダコ漁も盛んですが、サッカーワールドカップロシア大会で日本戦(予選)3試合の勝敗を全て的中した「ラビオ」くんでも有名になりました。
【町名の由来】
小平蘂(おびらしべ)という地名は、アイヌ語「オピラシペッ」(河口に崖のある川)、つまり小平町市街を流れる小平蘂川の名に由来しています。
苫前町
苫前町 とままえちょう
苫前町は、北海道の北西部、留萌地方海岸線の中央部に位置し、道内屈指の「強風地帯」です。厄介者の「風」を発想の転換により、いち早く再生可能エネルギー風力発電に取り組まれたのが苫前町です。上平共同利用模範牧場の敷地内は、民間2社による大型風力発電機39基が立ち並び全国風力発電の先進地となっています。
牧草地である緑の大地に白色の風車群が聳え立つロケーションは、芸能アイドルのプロモーションビデオ撮影等に活用されています。
【町名の由来】
「トマ・オマ・イ」toma-oma-i(エゾエンゴサク・ある・もの(場所))から来ていると言われている。
羽幌町
羽幌町 はぼろちょう
羽幌町は、北海道北部の日本海側、留萌管内のほぼ中央に位置し、東は天塩山系ピッシリ山を背景として、西は日本海に面し、沖合いには、天売島と焼尻島のふたつの島を有する町です。天売島は、世界でも珍しい人と海鳥が共生する島、焼尻島は緑と原生花の島で、「暑寒別天売焼尻国定公園」に指定されています。
日本一の漁獲量を誇る甘えび、ホタテ、タコ、ウニといった海産物、グリーンアスパラやねばりながいもなどの農産物、ストレスのない環境の中、潮風を受け豊富なミネラルを含んだ牧草を食べて育った焼尻めん羊など、豊富な資源に恵まれた自然豊かな町です。
【町名の由来】
hap-oro-o-pet(ハプ・オロ・オ・ペッ)で「ウバユリの鱗茎(球根)・そこ・に多くある・川」とされ、また時代を遡って明治時代の著作となる「北海道蝦夷語地名解」では ha-poro-pet(ハ・ポロ・ペッ)では「流出・広大の・川」とされています。
初山別村
初山別村 しょさんべつむら
日本海を一望できる岬は、青い海と緑の大地にやさしい風が吹き、満天から星が降り注ぎ、美しい自然に包まれる村です。65センチ反射式天体望遠鏡を持つ天文台は、映画やドラマのロケ地としても有名です。スペシャルドラマ「白線流し 19の春」の舞台となりました。出演された大河内渉(長瀬智也さん)、七倉 園子(酒井美紀さん)の役名が実際に星の名前となっているように、どなたでも星に名前が付けられる「My Stars System」という魅力的な事業を実施されています。
【町名の由来】
「ソウサンベツ/滝が・そこで・流れ出ている・川」の意から転訛したものと言われています。
遠別町
遠別町 えんべつちょう
北海道北部、日本海に面している遠別町は、日本最北の水稲地域として良質なもち米を生産されています。また、ホウレンソウやアスパラガスなど野菜の生産、広い大地と栄養価の高い牧草によって営まれている酪農、ホタテ養殖やタコ箱漁などが盛んな漁業、町の面積の約88%を占める森林を生かす林業もある自然豊かな町です。
【町名の由来】
「ウイエペツ (人の話合う川の意)」 に由来していると言われています。
天塩町
天塩町 てしおちょう
天塩町は、留萌管内の最北部に位置し、日本海にそそぐ大河「天塩川」の河口に位置します。日本海と天塩川の水が混ざり合うことで「しじみ」が豊富に育ち、天塩のしじみは「蝦夷の三絶」のひとつにも数えられるほどの絶品です。その上品な風味と濃厚な味は、しじみの中でも最高級品ともいわれています。
【町名の由来】
「テシュ (簗の意)」 に由来していると言われています。
留萌管内トリビア
①「北限」シリーズ~北の一番ギリギリ~
- 酒蔵(増毛町の国稀)
- 果樹生産地(初山別)
- 稲作(遠別町のもち米)
- 農業高校(遠別農業高校)
- 清涼飲料製造メーカー(天塩町アサヒ飲料)
※昭和45年(1970)年に同社が製造した日本最北のサイダー「マスカットサイダー」は天塩町のソウルドリンクとして親しまれています。地元飲食店では、焼酎割りやサワーとしてドリンクメニューになっている程です。
②ここにしかない
「オロロンライン」は留萌管内の大動脈である国道232号線の別称ですが、そのオロロン鳥は天売島にしか生息しない大変貴重な海鳥です。
③8市町村の名称はすべてアイヌ語由来
- 増毛町
鰊(ニシン)が群来(くき)ると海一面にかもめが飛ぶことから、アイヌ語で「かもめの多いところ」という意味の「マシュキニ」又は「マシュケ」が転じたものであるといわれています。
- 留萌市
アイヌ語で「潮の静かに入る所」を意味する「ルルモッペ」が転訛して「ルモイ」となったそうです。
- 小平町
小平蘂(おびらしべ)という地名は、アイヌ語「オピラシペッ」(河口に崖のある川)、つまり小平町市街を流れる小平蘂川の名に由来しています。
- 苫前町
「トマ・オマ・イ」toma-oma-i(エゾエンゴサク・ある・もの(場所))から来ていると言われている。
- 羽幌町
hap-oro-o-pet(ハプ・オロ・オ・ペッ)で「ウバユリの鱗茎(球根)・そこ・に多くある・川」とされ、また時代を遡って明治時代の著作となる「北海道蝦夷語地名解」では ha-poro-pet(ハ・ポロ・ペッ)では「流出・広大の・川」とされています。
- 初山別村
「ソウサンベツ/滝が・そこで・流れ出ている・川」の意から転訛したものと言われています。
- 遠別町
「ウイエペツ (人の話合う川の意)」 に由来していると言われています。
- 天塩町
「テシュ (簗の意)」 に由来していると言われています。