北京人民代表大会常務委員会代表団の来道と札幌留萌の会。(2023年10月27日)

 今日は午前中、地元留萌で仕事をし、午後から札幌へ。

 北京人民代表大会常務委員の李副主任をはじめとする代表団の方々が道議会を訪問され、道議会日中友好議員連盟の伊藤条一会長、吉田祐樹副会長、幹事長の私でお迎えしました。

歓迎のご挨拶をされる伊藤条一会長。

 中国には日本と同様の選挙によって国民の代表が選ばれる仕組みはありませんが、せめてそれに相当するものを挙げるとすれば、「人民代表大会」という組織があります。国会に近いものとして「全国人民代表大会(全人大)」があり、今日来られた北京人民代表大会の皆様は、例えるなら「北京市議会」というべきでしょうか。


 日中両国は極めて厳しい状況にある今こそ、地方間の対話と交流に意義があると考えます。
 私からは、日本産水産物の輸入停止という、ALPS処理水の海洋放出に対する中国の科学的見地を無視した措置により、特に北海道に多大な影響が生じていること、一刻も早く解除されるよう、訪問団の皆様にも力を貸してほしいことを述べました。

 私の発言に対する、訪問団からのコメントはありませんでしたが、日本の立場、北海道の窮状を訴えることもせず、ただただ「友好」を述べても意味がないと考えました。

 
 北京には大学二年生の時に3ヶ月ほどの短期留学の機会を得ました。当時通った北京語言学院の話などで、訪問団の方と盛り上がりました。会談自体は和やかな雰囲気の中行われ、「厳しい困難があるからこそ、地方同士の交流を続けていこう」という認識で一致できたと思います。

 夕方は自民党道連青年局の役員会に出席し、18時30分から4年ぶりの開催となった札幌留萌の会に出席。

ふるさと納税が11億円を超えたこと等を報告される中西市長。
工藤公仁留萌振興局長も出席されました。
燕昌克留萌市議会議長のご発声で乾杯。

 かつて振興局長を務められた方々をはじめ留萌で勤務経験のある道職員、留萌出身で主に札幌市内で生活されている方々等、留萌に縁を持ち続けて下さる方々が集い、とても熱気にあふれていました。

 留萌の魅力を発信し、まちを活性化するには、札幌圏との交流が非常に重要です。今日得られたご縁を私も大切にしていきたいです。

大変お世話になった野村聡元振興局長と。

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