令和3年に留萌管内の4農協(南るもい、苫前、オロロン、天塩)が合併し、道内初の管内統一農協が発足しました。JAが一つになったことについて、様々な意見はあると思われますが、一つの組織として活動の連携がとりやすくなった点は、地元道議の私としても大いに助かります。
今日はそのJAるもい青年部の皆様と意見交換をする機会を頂きました。杉本充部長をはじめとする、地域農業を担う若手の皆様と、食事をしながらざっくばらんに語らことが出来ました。
今、日本の農業政策が大きく変わりつつあります。食料安全保障を確立するための議論が国でも道でも本格化したことは望ましいことですが、令和3年の水田活用直接支払交付金の運用見直しから端を発した諸制度の変更は、若手農業者にとっても困惑をもって受け止められている部分が多くあることが、今日の意見交換会で改めてわかりました。
政治の原点は国民の生命と財産を守ることであり、その基本は良質で安価な食料が国民に提供されることです。そのためには、生産者が意欲をもって再生産可能な営農を続けられる環境がなくてはなりません。
食事をしながらのざっくばらんな雰囲気の中でも、皆さんは真剣そのもので、農業に対する熱い意欲を感じることができ、非常に有意義な時間でした。
素晴らしい機会を下さったJAるもい、JA北海道中央会旭川支所の皆様方に心から感謝申し上げます。
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