令和3年に北海道唯一の管内統一農協(南るもい+苫前+オロロン+天塩)としてスタートとしたるもい農業協同組合の通常総代会に、今年初めてお招きを頂きました。

JAるもいとして、昨年の販売高は目標額を上回る約166億円を達成したことを踏まえ、今年度は187億円という意欲的な目標を設定したと、長谷川裕昭代表理事組合長からご説明がありました。

今月11日、政府は食料・農業・農村基本計画を策定し、今後5年間を集中期間として日本農業の構造転換を進めるとしています。基本計画策定作業の中で、全国47都道府県のうち唯一北海道が、当時の水戸部裕農政部長が先頭に立ち、北海道農業の実情を懸命に訴えてくれました。
日本農業の牽引役は北海道でありますが、道内農業も十勝やオホーツク等の大生産地だけで成り立っている訳ではありません。留萌管内のように、量は少なくとも質が良く多様性に富んだ生産地もあります。
このような北海道の強みが政府の施策にしっかり反映させるよう、管内道議として私も努めて参ることを、本日の会の中でお誓いしました。


更には、今夏の参院選に向け、生産現場の代表として戦いに挑まれる東野秀樹さん、岩本剛人議員、高橋はるみ議員へのご支援を私からも訴えました。
私の出自は酪農家であり、夏の暑い日も冬の寒い日も牛と向き合い、質の良い牛乳を生産することに懸命に汗をかいた両親、姉の姿が目に焼き付いています。学校から帰ったら、私がやることは両親の仕事の手伝いであり、学校が休みの日はお手伝いの日でもありました。当時はそれが嫌だと感じたこともありましたが、今となれば、家族共に仕事をする経験が出来たのはありがたい限りであり、感謝の気持ちしかありません。
自分の全身に北の大地に向き合う農業者の血が流れています。原点を改めて振り返ることも出来、とてもありがたい機会を頂きました。
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