地域医療を守るために。(2025年4月23日)

今日は森淳羽幌町長、村田定人議長をはじめとする羽幌町議会の医療担当の皆様が道庁に来られ、保健福祉部、総務部危機対策局、道立病院局の皆様と意見交換を行いました。

羽幌町には天売島、焼尻島の離島があり、両島の道立診療所においてどちらも医師が不在であるという初めての状況が今年度から生じています。医師確保に常日頃尽力して下さっている保健福祉部地域医療課の皆様に、改めて医師確保の強く要請しました。

総務部危機対策局は、天売、焼尻で急病患者が発生した時、航空防災室から防災ヘリを飛ばして頂き、急病患者の搬送に対応して頂いております。日頃の尽力に感謝を申し上げました。

現在航空防災室には8名の隊員がおり、全道各地の消防署、消防組合から精鋭職員が派遣されています。防災ヘリは2機設置されており、24時間、1機が必ず動ける態勢を整えてくれています。

離島等からの急病患者の搬送が出動要請の半分を占めるそうですが、山火事への対応等もあり、非常にハードな役割を皆様は果たしてくれています。

道立病院局とは、道立羽幌病院の運営等について意見交換を行いました。羽幌町のみならず留萌管内中北部の医療を担ってくれている羽幌病院の取組を町としていかに支援するか、医療従事者が来たくなる地域づくりをどのようにして進めるか等、率直に意見を交わすことができました。

期待されるのは、今年度予定されている電子カルテの導入です。早ければ10月には導入が見込めるとのことで、若い医療人材の確保に繋がることも期待されます。

羽幌町の皆様との意見交換はこれまでも定期的に行って参りました。お互いに顔の見える信頼関係の構築が何より大切であり、これからも地域医療を守るため、この関係を大切にしていきたいと思います。

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