国際化という言葉は、かつては都市部のテーマと捉えられていた時代もあったと思います。しかし今や、地方にとってこそ国際化は避けることの出来ない、地域を維持するための必須の政策になったと感じます。技能実習生の存在がまさにそうです。
今日は18時半から開催された留萌市国際交流協会の新年交礼会に出席致しました。
式典には留萌市内はもちろん、お隣の小平町で働く方々も来られており、大いににぎわいました。
かつては東南アジア諸国と比較しても日本の所得は高く、日本で働く経済的メリットは大きかったと思います。しかし、今の経済状況は以前と同様ではありません。
日本の経済力の相対的な低下に加え、歴史的な円安です。大変残念ながら、「経済大国日本」の旗を掲げても、それだけでは人は集まらなくなりました。
今、いてくれている方々に日本、中でも北海道、更にその中でも豪雪地帯である留萌管内を引き続き選択してもらい、新たに日本に来ることを検討している方々に広めてもらうには、実習生をはじめ外国人の方々に、地元の我々が温かい心を示していかねばなりません。
本日の会は、少なくとも外国人材を必要とする留萌地域の我々の気持ちが伝わったのかなと感じます。震災などの非常時に言葉の壁がある外国人材の対応をどうするかなど、まだ課題は残されており、引き続き関係各位と努めて参ります。
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