先週の今日は、朝玄関を出て、高く積もった雪に絶句した日でした。あれから一週間、除排雪業者、各行政機関の懸命な対応の中、留萌市内の移動もだいぶしやすくなってきました。
「なぜ自衛隊に派遣要請をしないのか」という問い合わせを数名の方から頂きました。振興局、道庁に確認したところ、何センチ以上積もるといった数値的な基準は特段ないものの、大動脈である国道が不通となり、除雪作業すら出来ず、孤立エリアが発生する等の事態が発生し、一定期間続くと見られる状況でなければ、派遣要請とはならないとのことです。
観測史上最大を記録する豪雪に対して、市民の不満が出るのは当然です。私も地域回など各種活動に大きな制約を受けています。しかし、命に関わるものではなく、状況が落ち着くまでは我慢するしかありません。むしろ、不眠不休で対応してくれている皆様に対して感謝しなくては申し訳ないと感じています。
今日は夕方から工藤公仁留萌振興局長をはじめ振興局の皆様と、来年に向けての勉強会を開催しました。
コロナが5類に引き下がり、人の往来や活動に制限がなくなった今、留萌管内もアウトドアアクティビティを中心に観光を振興するチャンスがやってきました。もとより風の強い留萌管内はゼロカーボン北海道の実現に最も貢献できる地域です。陸上風力は既に盛んですが、洋上風力誘致に向けた機運も徐々に高まってきました。
人口、産業の規模では道内の他の振興局管内と比較して大きな地域ではありませんが、留萌管内は全道発展に大きく貢献できるポテンシャルがあります。それを活かすために、行政と議会の連携が不可欠です。留萌振興局と自分は車の両輪です。一層連携し、地域発展のためにもっともっと汗をかいて参りたいと思います。
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