北海道総合開発特別委員会で留萌の豪雪への対応を求めました。(2023年12月21日)

 今日は東京の自民党本部で開催された北海道総合開発特別委員会に出席しました。

伊東良孝委員長からご挨拶。

 来年度の北海道開発予算案が明日22日に閣議決定される前に、自民党所属の道内選出国会議員、道議会議員に対して説明がなされ、意見交換が行われます。私は2019年以来、4年ぶりに出席しました。

 令和6年度当初予算案は、対前年度で21億円増の総額5,726億円で、


・食料安全保障及び観光立国の一層の強化
・ゼロカーボン北海道の実現
・デジタル関連産業の集積
・強靭な国土づくり
・アイヌ文化の復興・創造及び国民理解の促進
・北方領土隣接地域振興対策

を主なポイントとしております。

 意見交換の中で、私から17日から降雪が始まり、観測史上最大の降雪量を記録した留萌地域への豪雪について意見を述べさせて頂きました。

 この度の豪雪で、「留萌市」の地名は全国区のものとなり、ありがたいことに南は九州からも友人が心配の連絡をくれたほどです。

 除排雪事業者の皆様が不眠不休で対応して下さり、救急搬送等の命に直結するものへの影響は出ずに済んでおりますが、特に高齢者の負担は大きく、地域住民の不安は尽きません。

 私から、国土交通省留萌開発建設部をはじめ地元行政の皆様の懸命な対応に感謝を申し上げ、今後の更なる支援、そして他地域でも今冬生じ得る豪雪への対応の充実を要請しました。

 更に、雪の多さに強い浜風がつき、容易にホワイトアウトが生じやすい留萌地域の冬の自然の特性を、今回幸か不幸か、全国的な知名度を得た今、今後何らかの研究開発に活かせないかを考えたいと述べさせて頂きました。

 今年の冬、今後留萌以外の地域でも大雪が降る可能性は十分にあります。18日の朝、玄関に高く積み上がり、車がすっぽり埋もれている様子を見て、心が折れました。大雪は北海道、特に日本海側に住む以上宿命でありますが、除排雪のありがたさが今回特に身に沁みました。

 全道的に雪対策が充実するよう、努めて参ります。

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