12月6日で各会派各議員による一般質問は終結し、8日から舞台は予算特別委員会へと移りました。
会期の比較的短い第二、第四定例会では予算特別委員会は第一分科会(保健福祉部、道立病院局、環境生活部、総務部等を所管)と第二分科会(農政部、水産林務部、経済部、建設部等を所管)の二つに分けられ、各会派から委員か選出されます。
我が会派は期数(当選回数)毎に委員数の割り当てがありますが、二期生は4年の任期のうち一度はいずれかの委員長をこなす順番が回ってきます。
私はまだいずれの委員長も経験していなかったことから、今回は第二分科会の委員長を引き受けることとなりました。
委員長は自ら質問に立つことはできません。各委員の質問と理事者側の答弁がスムーズに進み、委員会運営が問題なくなされるように差配することが仕事です。
それが可能となるのは、答弁者の名前を的確に示し、事前の調整に尽力してくれる議事課の皆様のお力添えがあるからです。
委員長の役割をしていると、質問者の考えと答弁の内容がじっくり頭に入り、様々な知識を得て、問題意識を持つことができます。本日の建設部をはじめとする各部審査においても、各委員が地元選挙区のことはもちろんながら、幅広く北海道全体の発展のためにどうすべきかという使命感を持って質問に立たれていることが強く感じられました。
議員の仕事は質問に立つことだけではなく、議会運営の円滑化に尽力することで北海道発展にも貢献できるのだと、二期目の任期残り僅かにして、改めて気づくことができました。
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