備蓄米の放出をはじめ、米価高騰への対策が大きな話題となっています。小泉進次郎新大臣の取組に賛否様々意見はあると思いますが、緊急的な措置である以上、完璧なものとはなり得ないのは仕方ないと思います。
5㎏4,200円という価格は、私が聞く限り、農業関係者は皆、「生産者にとってようやくコストを賄えるかなという水準」であり、生産者の手取りが昨年の倍に増えたわけではありません。またある農協組合長によると、米価の短期間での高騰を受け、農機具の価格も上がっているとのことです。昨年と何ら機能に変わりはないのにもかかわらず。
生産者にって持続可能な米価となり、消費者にとっても生活苦を感じずに美味しい日本産米を食べられるようにするには、生産コストへの支援、消費者の手取りを増やすための各種施策の実施、流通制度のチェックなど、重層的な課題への対応が必要です。国会では、与野党関係なく、あらさがしの様な議論をするのではなく、日本の農業を持続可能なものとし、食料安全保障を確立するための建設的な議論をしてほしいと思います。
今日は留萌市教育委員会の皆様が主催された寺子屋・るもいっこ事業「るもい子ども食・農体験教室」に家族で参加しました。

畑を耕す等の農作業は久しぶりで、大地に触れ合う楽しさを感じられました。
私の実家は酪農業を営んでおり、牛の世話はよくしましたが、実は畑作業はあまりしたことがありません。釧路市立山花小中学校で農作業の授業があり、そこでの経験が活きたかなと思います。思ったよりもうまく鍬とスコップを扱うことができ、家族の中での父の立ち位置も、いくばくか良くなった気がします。




何事も実際に体験することで、物事への理解が深まります。子ども達も、食べ物はスーパーに当たり前に並ぶ以前に生産者の方々が作ってくれて初めて口にすることが出来ること、その食べ物を粗末にしてはいけないこと等を体感出来たのではないかと思います。
午後からは元川町交差点花いっぱいの会主催の花いっぱい運動に、長男が留萌市交通安全協会交通少年団として参加しました。


これからの時期、国道233号、231号、232号の結節点となる場所にきれいな花が並びます。 花が与えてくれる心の安らぎが交通安全に繋がることを期待します
農業づくしの一日を過ごせたことに感謝します。
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