北海道豊かな海づくり大会に出席しました。(2025年6月1日)

 今日から6月です。先月末から一次産業に大きな影響を与える出来事がありました。農水大臣の交替に加え、日本の水産物の中国への輸出が再開する見通しとなったとの報道がありました。

日本産水産物、中国輸出再開へ 禁輸解除、両政府合意:朝日新聞

 一昨年の8月までは、本道水産物のうち、特にホタテの海外輸出の多くは中国向けに集中しておりました。しかしこの二年弱、関係各位は輸出先の多角化等大変な努力を積み重ねてきており、過度な中国集中の傾向が戻ることは考えにくいと思われます。

 しかし、かつての再大手が戻ってくることは、北海道の水産業にとって歓迎すべきことです。福島県などの10都県は除外されたままであり、アメリカが各国に課す相互関税、追加関税の動きとも関連してくるとも思われます。今しばらくはしっかりとし情報収集をし、推移を注視していくことが重要と思います。

 本道漁業・水産業に大きな影響がある出来事が起きた後、今日は記念すべき大会が開催されました。第一回北海道豊かな海づくり大会に出席しました。

鈴木直道知事から小樽水産高校の皆様に大会旗が手渡されました。
地元選出の中村裕之代議士からご挨拶がありました。

 本大会は、先人達が守り続けてくれた海の恵みに感謝し、多面的な機能や価値を有する北道の豊かな海を次世代につなげ、水産業の持続的な発展と地域の活性化を図ることを趣旨としています。

 令和5年9月に、天皇皇后両陛下がご臨席される中、全国豊かな海づくり大会の第42回大会が厚岸町で開催されました。このことを契機に、上記の趣旨に則り、今年度から北海道での大会を開催していくこととなりました。

 大会テーマは「守りぬく 光輝く 豊かな海〜日本の食を支える 北海道の海の幸と豊かな海を次の世代に〜」で、北海道、小樽市、北海道水産会が主催し、北海道漁業協同組合連合会をはじめとする漁業・水産業団体が協力し、北海道森林組合連合会や木材産業協同組合連合会等の森づくりに関連する皆様も来場されていました。

 第一回大会の開催地には、ニシン漁で栄えた歴史があることや未来の水産業を担う人材を育成する小樽水産高校があること等から、小樽市が選定されました。

 小樽水産高校の生徒さんによる研究発表もあり、着実に次世代の人材が育っていることが感じられ、頼もしい限りです。

 豊かな海を次世代に残していくことは、今を生きる私たちの責務です。素晴らしい大会の開催に尽力された皆様に心から感謝申し上げます。

 式典後のニシン稚魚の放流にも参加しました。

 私の選挙区の留萌管内も、8市町村すべてが海に面し、これまでも、この先も、海と共に生きていく地域です。いつかは本大会を留萌管内でも開催したいと強く感じました。

空知地域選出の植村真美道議と。

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