今日から5月ですね。今朝は久しぶりに街頭に立つことができました。

街頭演説も気が付けば、留萌市内で始めてからもう12年になるのでしょうか。努力が途切れがちな怠け者の私ですが、街頭演説と寝る前のストレッチ、朝出かける前の筋トレなど、数少ない習慣化できている活動です。
11時からは留萌産業会館で開催されたるもい呑涛まつり実行委員会総会に出席。


るもい呑涛祭りは、一時存続の危機を迎えましたが、地域のお祭りを守るために立ち上がった有志の方々により今日まで続けられてきました。港町留萌にとって、最も熱く、大切なイベントです。
今年も大いに盛り上がるよう、私も全力で協力して参ります。
話は変わりますが、初代地方創生担当大臣を務められたのは石破茂総理です。石破内閣の新政策のうち、最も注目すべきは地方創生の強化だと私は考えています。個人的には日米地位協定の見直し等、真に日本が自立するためにやらなければならない政策にも、具体的に着手してほしいと願っていますが。
地方創生の強化策として今年度国が新たに始めた制度に「地方創生伴走支援制度」があります。これは、国の職員がこれまでの職務経験を活かし、副業的に地方創生に携わり、様々な課題を抱える地方自治体に寄り添った伴走支援を行うとするものです。
伴走支援を希望する自治体の意向を受け、内閣官房が各府省庁から公募職員をマッチングし、若手からシニアの、地方自治体に顔が見え、熱が伝わる伴奏支援を行うことに意欲を持つ職員が派遣されます。
この度全国で60の自治体が選定され、北海道においては6町村に派遣が決定しました。
留萌管内では天塩町が選定され、他には渡島管内森町、後志管内余市町、上川管内美瑛町、胆振管内むかわ町、釧路管内鶴居村があります。どの自治体も、素晴らしい魅力をもっているところです。
今日は支援官となられた皆様が天塩町に来られ、意見交換会が開催されました。

今回天塩町への支援官として選定されたのは、内閣官房新しい地方経済・生活環境創生本部事務局のカジノ管理委員会事務局監督調査部の出口岳人さん、農林水産省大臣官房デジタル戦略グループの河津豪さん、財務省理財局国庫課の新濱瑞紀さんのお三方です。



このお三方はこれから一年、天塩町に寄り添ったご支援をしてくださいます。
意見交換の中で、出口さんから「縮充」という言葉を聞きました。人口減少が避けがたく、地域の様々な機能を縮小せざるを得ない状況の中、それを悲観的にだけ捉えるのではなく、縮小する分充実させることも可能だという意味です。
天塩町の最大の魅力は雄大な自然と、それが生み出す海、山の幸です。しじみ等、そこでしか得られないものにいかに高い付加価値をつけて売っていくか。寒冷という自然特徴を、例えばデータセンターの誘致等の方法によりいかに活かしていくか。
天塩町を今よりさらに「わくわくできて人が集まる場所」にしていくか。
支援官の皆様はとても熱い想いに溢れており、全国の状況を見られている経験を基に、天塩町の明るい未来について語ってくれました。とても心強い限りです。地元の我々こそ熱い想いをもって、地方創生を実現させて行こうと誓いました。



今日の天塩町の夕陽は特にきれいで、お三方を温かく歓迎してくれていました。

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