道議会水産林務委員長に就任致しました。(2025年6月19日)

 1期4年の任期が与えられる道議会では、2年毎に役職が替わります。道議会第35代議長には伊藤条一先生(札幌市白石区選出)、副議長には梶谷大志先生(札幌市清田区選出)が選出されました。

 今日の本会議で、私は水産林務委員会の委員長に指名され、その後の委員会において選出されました。

 委員長の役割は、自ら質疑・質問を行うのではなく、委員会が円滑に運営され、実りある議論が行われるよう、委員会の取り仕切ることです。

 本道の水産林務行政は多くの課題を抱えています。

 水産業で言えば、海洋環境の変化等を受け、秋サケ、ホタテ、コンブの主要3魚種の漁獲量が減少しており、漁業者も高齢化が進み、現場での人材確保、育成が喫緊の課題となっております。本年に入り、特に留萌管内増毛町ではトドによる被害が大幅に増えており、こちらの対応も急がれます。

 林業で言えば、北森カレッジを核とした担い手の育成・確保、森林土木の現場にあった設計のあり方等、課題が山積しています。

 しかし、森林は温室効果ガスを吸収する最も重要なプレーヤーであり、ブルーカーボンに対する期待も高まっています。海業という概念が近年つくられましたが、漁港漁村が地域活性化の大きな切り口となることが見込まれます。

 「山は海の恋人」と言われるように、海を守るには山を涵養していくことが必要です。水産業と林業は密接に関連しており、ゼロカーボン北海道の実現をはじめとする本道の重要政策の実現に向け、水産林務委員会が果たすべき役割は益々大きくなると考えます。

 宮崎アカネ副委員長はじめ委員の皆様、岡嶋秀典水産林務部長はじめ職員の皆様と共に、北海道の水産業、林業の発展の為、懸命に働いて参ります。

宮崎アカネ副委員長(旭川市選出)と。

 また前期、委員長を務められた桐木茂雄からも激励の言葉をかけて頂きました。

 桐木前委員長のご指導も賜りながら頑張ります。

 また午後から開催された特別委員会では、人口減少問題・地方分権改革等調査特別委員会の副委員長に就任することとなりました。

 全国に先駆けて進む北海道の人口減少傾向に歯止めをかけるには、広域自治体である道が市町村間の連携をサポートし、ひとつの市町村だけでは対応できない課題の解決に向けて、道が調整機能を更に発揮していかねばなりません。国は地方創生2.0を謳っておりますが、本道において地方創生が進展するよう、副委員長として努めて参ります。

 委員長に就任された白川祥二先生とは旧知の間柄です。白川委員長をしっかりサポートして参ります。

白川祥二委員長(空知地域選出)と。

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