留萌海上保安部の島田春吾部長と。 (2025年4月3日)

 アメリカのトランプ大統領は、全ての国からの輸入品に一律10%の関税を導入し、中国には追加で34%、EUには20%、そして日本には24%の関税を更に課すことを発表しています。

 自由貿易が世界全体の利益になるという建前のもと、戦後世界は、GATTからWTOへと、時に交渉が停滞しつつも、各国が相互に開かれた経済体制を構築してきました。

 経済的にも軍事的にも、世界最強の国がこのような政策に打って出てきたことに、日本はじめ世界は驚きと憤りを隠せずにいます。もはや世界はG7ではなく「G0(ゼロ)」のパラダイムに入ったのでしょうか。 トヨタ自動車をはじめ優れた技術をもって世界で勝負してきた企業を抱える日本への影響も計り知れません。

 ここは、どのような状況になろうとも、国民の生活を守り、日本企業の活動を支えていくという政府の姿勢が求められます。前例のない世界情勢に入ったことを踏まえ、私地方議員も地方のあり方を考えていかねばなりません。

 新年度が始まりましたが、今月に入って異動を予定されている方もいます。今日は留萌海上保安部の島田春吾部長がご挨拶に来てくださいました。

 島田部長は大阪府のご出身で、学生時代を大阪府枚方市、兵庫県神戸市で過ごした私にとって、関西の懐かしいお話が出来るのがうれしく、留萌地方にいらっしゃる関西にゆかりのある方々による「関西留萌会」という集まりを何度か催したりと、プライベートでも温かい交流をさせて頂きました。

 2023年の留萌地方議員連絡協議会の研修会では、大変厳しい海上保安行政の現状についてご講演を頂いたこともあり、多くのことを学ばせて頂きました。

 あの軽快な関西弁がとても親しみやすく、しかし海上保安行政のお話となると、お話頂ける範囲で、様々な現場のお話もして下さいました。留萌から別の地に行かれるのはとても寂しいですが、いつかまた、お会いできる日もあります。

 新天地でのご活躍を心からご祈念申し上げます。

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