毎年1月は、4日の各漁協初セリが事実上の仕事始めです。
今朝は8時から開催された増毛漁業協同組合の初セリに出席しました。10年前の初めて道議選に挑んだ年、招待もない中、勝手に本行事にお伺いし、温かく迎えて頂いたことを思い出します。
増毛漁協は全道的なホタテ稚貝の採苗不振の影響を大きく受けながらも、他の魚種の価格高騰もあり、何より漁業者、漁協職員をはじめとする関係各位の懸命なご努力によって、昨年とほぼ変わらぬ約29億8千万円の水揚となったと、石田和夫組合長がご挨拶の中で言及されていました。
今年はホタテの半成貝、成貝の販売が大きな課題となります。稚貝の採苗不振の原因究明も含め、地域の基幹産業を守るため、私も一層努めて参ります。
午後2時からは来たるもい漁業協同組合羽幌本所の初セリです。
ホタテ稚貝の採苗不振や秋サケの不漁等があったものの、同漁協の昨年の取扱販売高は約60億円となったと、佐藤満代表理事組合長からお話がありました。
漁業を支える諸制度について、これまでの前例を踏まえるだけでなく、予測困難な中でも未来を見据え、変化に対応し得るものにしていかねばならないと感じます。
ここのメインはセリを担当されている東谷さんの掛け声です。年初にこの声を聞いて、いつも元気を頂いております。今年も元気いっぱい、働きます。
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