国、都道府県、市町村のいずれの議会も、前例から積み上げられたルールに則って運営されています。運営のあり方を決める委員会が「議会運営委員会(議運)」であり、道議会は定例会の一週間前に次期定例会の会期等を決める「一週間前議運」が開かれることが慣例となっています。
今日はその一週間前議運の日であり、午後1時から会議が開催されました。
本日の会議により、開会日は11月29日、会期は12月15日までの17日間とすることが正式に決定しました。
慣例主義を取りながらも、道議会議運では不断に議会改革のあり方が議論されています。タブレット端末の導入とペーパーレス化はすでに導入されており、オンライン委員会についてもめどが立ちつつあります。他地域に先行して、とは言えないまでも、決して旧態依然としたままの形に胡坐をかいている訳ではないのです。
道議会に関して最も指摘されるのは、いわゆる答弁調整です。これについては私も思うところが多々あります。議会はshowではないものの、真剣さに満ちた議論があってこそ、道民の関心も高まるというものです。
午後からは我が会派の有志が農政部の皆様と行う農業農村基盤整備の勉強会に出席。今日は農地の災害復旧や高温少雨への対応、下水汚泥の利活用について現状と今後の可能性を学びました。
この勉強会は、前期に農政副委員長を務められた清水拓也道議(帯広市選出)の声掛けによって発足した会です。日頃なかなか伺うことのできない現場担当者の考えを知ることができる、非常に実り多い勉強会です。
私からは、今年8月初めに留萌管内初山別村、遠別町を襲った集中豪雨により生じた農地被害への道の対応に感謝を述べ、議員の災害地視察がどれほど復旧を進める上で有効となるのか等、質問させて頂きました。
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