道道のミッシングリンク解消を目指す―道道苫前線(2022年11月21日)

 一週間の始まりの今日は未明に大きな雨が降りましたが、朝は小ぶりになり、久しぶりに街頭からご挨拶をさせて頂きました。
 一昨日の連合後援会役員会で三期目に向けて立候補することを表明したこと、また総務大臣が辞任することとなり、政治資金をはじめ政治への信頼が損なわれていること等について私の考えをお話しさせて頂きました。
 政治資金は寄付を頂いたものをはじめ収入として計上するものには課税がなされません。それだけにきちんとした使い道をし、国民に開示する義務が課せられています。そのことへの説明が十分に出来ないことを踏まえての更迭、辞任に至ったのだと思います。全議員が襟を正さなくてはならない事案です。

 今日は午後から小平町役場に行き、道道苫前小平線の未開通区間の事業化実現に向けた研究会のあり方について、両町の町長はじめ実務担当者、両町議会議長にご出席いただき、打ち合わせをしてまいりました。

私が司会進行をさせて頂きました。

 苫前町と小平町の間には未開通のままの区間が約9.4㎞残されており、国道の代替道路という防災の観点からも、その事業化が強く望まれています。私もこれまで、6度にわたり、議会で質問して参りましたが、事業費が巨額なものとなることが予想され、事業化には至っておりません。

黄色で囲んだ部分が未開通区間です。

 平成26年、30年と、国道232号線が土砂崩れなどにより通行止めとなり、地域が南北に分断される事態が生じております。留萌管内には、急病患者に対応できる医療機関は留萌市立病院しかなく、いざというとき、命が守られなくなるリスクを常に抱えている地域です。

 昨年より、232号線を山側に移す「小平防災事業」がスタートしました。国道の強化はもちろんのことながら、いざというときの代替道道も強く求められています。

 議会でただ事業化を求めてもそれは実現しません。該当自治体同士が意見を出し合い、知恵を絞り、事業化に向けて機運を高めていくことがまず必要です。

 今日の打ち合わせでは、来月に発足式を開催し、両町関係者と私が力を合わせ、全地域を巻き込んだムーブメントを起こすことで合意できました。留萌建設管理部の力も借りながら、着実に歩みを進めて参ります。

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