海難事故対応の充実を―増毛町議会議員の皆様との意見交換会―(2022年5月26日)

 増毛町議会議員の皆様との意見交換会は、コロナ禍前は松倉清道議員が経営している老舗「寿司のまつくら」で懇親会を兼ねた会を開催して頂いておりました。収束が見えつつあると言えども、まだまだ油断はできません。今年は町議会事務局の会議室で開催して頂きました。

 4月、知床沖で観光遊覧船が沈没するという大変痛ましい事故が発生しました。増毛町をはじめ留萌管内でも、港に釣りに来た方々などの車が海に落ちてしまう事故が発生しています。
 今日の意見交換会の中では、海難事故が発生した際に対応する潜水士の育成についてご意見を頂きました。

 潜水士は国家試験を経て習得できる国家資格ですが、管内に多く配置されている訳ではありません。知床のような観光遊覧業が営まれている地域ではありませんが、漁業が基幹産業であり、多くの釣り愛好家が来る地域でもあります。

 海上保安庁はじめ、いざという時の海難事故に対応できる組織において潜水士が多く配置できる体制を構築できれば、地域の安全安心が高まります。

 また他には近年市街地に近いところに出てくるようになったヒグマへの対策や、担い手不足への対応などについて意見を交わしました。

 増毛町は日本最北の酒蔵「国稀」を有する、管内随一の観光力を持つマチです。コロナ禍により春と秋の大きなお祭りがこの間開催できず、たくさんの人を呼び寄せるイベントは当面自粛すせざるを得ない状況が続くものと思われますが、増毛町の観光ブランドは色あせることはありません。

 コロナと共生する社会状況が来れば、管内への交流人口を増やすトップバッターとして、増毛町の存在感はより重さを増すはずです。その為の準備を今のうちから進めていかねばなりません。

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