苫前町商工会第65回通常総会に出席しました。(2025年5月19日)

 今日は早朝に留萌を出発し、9時から開催された岩本剛人参議院議員の事務所開きに出席しました。

岩本剛人先生の事務所開き会場。大変多くの方々が来場されていました。

 岩本剛人参議院議員は道議会の大先輩ですが、新人議員で当時は会派が違っていた私にも、とても優しく丁寧に接して下さり、保健福祉委員会で行った私の質問に対し、ご助言を下さったこともありました。

 参議院議員になられてからは、農業をはじめとする一次産業、建設業、外交防衛と、国家の基本政策に関わる政策に向き合い、全道各地の課題の解決に奔走して下さいました。自民党への逆風が日々強まっていると感じる中ですが、何としても引き続き参議院議員としてご活躍頂きたいと心の底から感じています。

 事務所開きの後は地元に戻り、苫前町商工会の通常総会に出席し、祝辞を述べる機会を頂きました。

渡部和人商工会長のご挨拶。

 渡部和人会長はご挨拶の中で、米等の食料品をはじめとする日常生活品、燃料・資材の価格高騰が地域の商工業者にとって大変な重圧となっている中、アメリカの追加関税もあり、地方経済は極めて厳しい状況におかれている状況を踏まえ、商工会として地元商工業者に今後一層寄り添い、運営をしていく旨、述べられていました。

 地方に住む我々は特に自動車に依存せざるを得ず、ガソリン価格の高止まりも非常に頭の痛い問題です。様々な物価高騰に皆が悩んでいる中、非常に不用意な発言が現職閣僚からなされました。

 江藤拓農水大臣が18日に行った佐賀市での講演の中で「米を買ったことがない。支援者から頂くので売るくらいある」との発言をしたそうです。その後江藤大臣は全面的に発言を撤回しています。

 政治家が不適切な発言を指摘された際、よく「一部を切り取られた」と抗弁することがあります。私は講演の場にいたわけではありませんが、物価高騰に苦しみながらも、それを乗り越えようとする国民の気持ちの寄り添ったものとはとても言えないと考えます。私は怒りを覚えます。

 政権与党として緊張感を持ち、国民の生活の隅々に目配せすることが求められる中、よりによって食料生産を担う省庁のトップがこのような発言をされるのは、ただただ残念です。

 今後、江藤大臣が備蓄米の放出等をはじめとする米価引き下げの政策について発言をされても、国民の心には響かないでしょう。役職に留まり、責任を全うされるのであれば、生産者、消費者がどんな思いでいるかを改めて認識され、懸命に努めて頂きたいと願います。

 大臣の不適切な言動に触れつつ、地元道議として、自民党道連の役員の一人として、商工業者の皆様に一層寄り添い、努めて行きたい旨、来賓祝辞の中で述べさせて頂きました。

渡部和人商工会長のご挨拶。

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