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留萌管内における新型コロナウイルス感染拡大の状況について(2022年1月14日)

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第6波に

 昨年末に南アフリカで新たな変異株オミクロンが確認されました。残念ながら我が国においても新型コロナウイルス感染症拡大の第6波が到来し、1月9日から今月末まで、沖縄県、山口県、広島県にまん延防止等重点措置が講じられています。

 昨日は328名、本日は467名と、北海道も完全に感染拡大局面に入ってしまいました。

 一方で、大多数の道民がワクチンの二回接種を終えており、飲食店においても感染防止策をしっかり講じていることを証明する第三者認証制度を取得しているところも増えており、一昨年、昨年と状況は異なります。

 国において設けられた新たな警戒レベルをみても、全道の病床使用率(入院患者数/確保病床数)は1月13日時点で10.3%、重傷者の病床使用率は0%と、現時点ではまだ、医療がひっ迫している状況にはありません。新規感染者数のみを見て必要以上に事態を悲観的に受け止め、何でもかんでも、一切の社会活動を取りやめる必要はないと私は考えます。

 しかし、「オミクロンは感染しても重症化しないから大丈夫だ」という認識を多くの人間が持ち、感染防止策をおろそかにし、感染リスクの高い行動を取ることは、やはり厳に慎むべきです。

 新型コロナウイルス感染症は、感染症法において結核やSARSと同様の2類「指定感染症」とされています。季節性インフルエンザと同じ5類へと分類を変えるべきという議論もありますが、まだ時期尚早なのでしょう。

 2類相当の病気にかかれば、基本的に入院などの措置を講じなくてはならず、医療機関に大きな負担がかかります。重症化しないから大丈夫という認識で感染防止への取り組みが緩み、行動もリスクの高いものを取り始めれば、今回のように爆発的な感染拡大局面が来てしまいます。感染症に最初に対応する保健所の負担も加速度的に増えてしまいます。

 また重症化しないと言っても、体力の弱い高齢者や基礎疾患を抱える方はそうではありません。国民の命が危険にさらされることを頭に入れ、仕事、プライベート、いずれの行動も慎重さがまだまだ求められるのだと、改めて痛感しました。

留萌管内の状況

 我が留萌管内においても、今月だけで20名を超える方々が陽性となり、3つの集団感染事例が生じています。

 留萌市内の飲食店、児童福祉関連施設、そして羽幌町における飲食会です。

 中でも羽幌町のクラスターは、本日14日の時点でも陽性者が増加しており、収束の時期が見通せません。

 1月9日に羽幌町の成人式が開催され、私も来賓として出席させて頂きました。その前後に大人数の会食が行われ、そこが基点となり、今回の事態が生じたとのことです。

 私も9日の式典に出席し、ごく短時間ですが最後の写真撮影の際にマスクを外したこともあり、留萌保健所から、濃厚接触者ではなく低リスクながらも注意が必要とされ、11日夕方に留萌保健所の判断でPCR検査を受けました。翌12日には陰性が確認されておりますが、感染拡大が収束する時期が見通せないこと等を踏まえ、12日と13日の道議会公務も出席を控え、念のため16日までをめどに、自宅で待機し、仕事をすることとしております。

 ここ数日の全道的な悪天候も折あしく重なってしまい、不眠不休で疫学調査を行ってくれている保健所の方々への負担は更に増しております。

 「成人」は文字通り自己責任を負う立場の者を指します。今回の大人数での会食がどのような経緯で行われたのか、私は詳細を把握しておりませんが、企画した方、参加した方々の軽率のそしりは免れません。日頃顔を合わせない者同士が一堂に会し、長時間飲食を共にすることがいかにリスクが高いかは、オミクロンが流行っている今、想像できたものと思われます。

 

   しかし、しかしです。まん延防止等重点措置も緊急事態宣言も発令されておらず、長らく制限を受け、ストレスが溜まっていた中、久しぶりに旧友と会いたい、楽しく飲んで盛り上がりたいと考えるのも当然です。コロナ禍が始まる以前の新成人は皆、同じように仲間同士で楽しい時間を過ごしていたはずです。

 コロナに感染することは決して犯罪行為のような悪い行為ではなく、誰にでも感染するリスクはあります。コロナの様な感染症の制限を受けずに自由に行動できた世代が、羽幌の新成人をただただ責めるのも公平ではありません。

 しかし既に述べたように、コロナ感染は現時点では単に自分自身が体調を崩すということに留まらず、医療機関、保健所、役場等、周りを巻き込む事態を引き起こしてしまいます。また体力の弱い高齢者に移すことがあれば命が危険にさらされるという認識の下、せめて大人数は避けるなどの判断をしてほしかったと思います。

 しかしながら、(じゃあ20歳のころの自分が同じ状況にあったら、賢明な判断ができただろうか)と自問自答すると、自信はありません。結果論の批判でしかないのです。

 成人と言ってもまだまだ精神的に未熟です。本人たちの責任だけでなく、周りの大人たちも、新成人の軽率な行動を止めようとしたのか否か、同様に責任を問われるべきと思います。

 私自身も同様です。結果は陰性でしたが、一般の方々よりも多くの方々に会い、各地に出向くことが多い人間として、また居住地の留萌市で既にクラスターが発生している中で、例年同様の行動を当たり前のように取るのではなく、出席を控えるという判断をすべきでなかったのかと問われれば、考えが浅かったと言わざるを得ません。

 陽性となった方々も自責の念に駆られているのではないかと思います。まずは何より体調が回復されることを願います。そして今回の経験を、今後実りある人生を送るための糧にしてほしいと思います。

 幸い私は現在も健康状態に何の問題もありません。しかし、今後の活動について、地元選挙区がかつてない感染拡大の局面にあることを改めて認識し、周囲に負担をかけることを極力少なくすべく、慎重に慎重を期して参りたいと思います。