まん延防止等重点措置と保健所業務の重点化について。(2022年1月31日)

まん延防止等重点措置のスタート

 1月だけで留萌管内で複数の集団感染事例が発生し、120名を超える新型コロナウイルス感染症への新規感染者が公表されています。札幌市を含む全道域を見ても、ここまで急激に新規感染者が増える局面を迎えるとは、多くの人が予想できなかったと思います。

 昨年夏の「第5波」との大きな違いは、感染拡大のスピードと、感染範囲が全道域に及んでいることです。1月16日付道新の記事を基に以下まとめてみましたが、今回は感染拡大がいかに速いかが見て取れます。

〇新規感染者拡大スピードの比較

第5波(昨年夏)

新規感染者 100名超え(7/17・111名)→300名超え(8/4・366名)→500名超え(8/18・595名)

                (+18日)       (+14日)

第6波(現在)

新規感染者 100名超え(1/8・132名)→300名超え(1/13・328名)→500名超え(1/15・695名)

                 (+5日)       (+2日)

 この状況を受け、1月27日より北海道も「まん延防止等重点措置」の対象に加えられることとなりました。範囲は全道域です。

 飲食店、観光業をはじめ多くの事業者が落胆されていることと承知します。これまでの違いは、全飲食店が一律に酒類の提供停止や時短を求められるのではなく、第三者認証制度を取得された事業者にはお酒の提供が認められていることです。

 しかし、夜8時以降に店を開けることの多い、いわゆる二次会等で利用されることの多いバーやスナックなどのお店の状況は変わりません。

 自粛一辺倒ではない対策が必要と私も訴えてきましたが、現状はそうなっておりません。自分の非力をお詫びすると共に、感染拡大時に動かせる経済領域を広げられるよう、地域の声を基に、道の担当者と政策を協議して参ります。

保健所業務の重点化

 今回の第6波が過去と異なる大きなポイントは、保健所業務の重点化です。ここで言う保健所業務とは、一人の感染者について濃厚接触者が何名いるか、またそれぞれがどこで誰とどのように接触していたかを事細かに調べる「疫学調査業務」のことを指します。

 かつてない速さで感染が拡大する現在の局面において、同じように保健所の人員が増員されている訳ではありません。保健所職員の皆様が従来の調査を行うことは事実上不可能となりました。

 これからは、ある人が陽性となった場合(①)、保健所が直接連絡をするのは、その同居家族・同居人等(②)、また①の人が医療機関、介護福祉施設等、感染が広がれば重症化しやすい方々を多く抱えるリスクの高い職場に勤めている場合は、その職場(③)と、疫学調査の範囲がこれまでより絞られることとなりました。北海道においては1月24日よりこの措置が取られています。

 ① 陽性者本人

 ② ①の同居家族・同居人等

 ③ ①の職場が医療機関・介護福祉施設等の場合

 上記3つ以外の、以下の2ケースについては、このような対応が求められます。

 ④ 同居家族以外の知人・友人

①の方が直接連絡をし、症状がある場合は受診・検査をしてもらう、ない場合は自主的な外出自粛・健康観察をして頂くこととなります。望ましい期間は10日ほどと言われています。

 ⑤ ①の職場が③以外の場合

①の方から職場に連絡をし、職場の担当責任者が受診・検査すべき人(症状のある人)、外出自粛や健康観察をすべき人(症状のない人)を選定してもらうこととなります。

 これらの措置は感染拡大の速度が極めて速く、その特性がまだ十分にわかっていないオミクロン株の状況が落ち着くまでの当面の措置とされています。

 どの命も等しく守られるべきであることは当然ですが、現下の保健所のマンパワーに限りがあることに鑑み、リスクの高い方を優先して守るという措置を取らざるを得ないのも事実です。

 各個人、企業では、具体的にどの程度が濃厚接触者に該当するのか、人員を休ませるにせよその代替人材の確保をどうしたらよいのか等、多くの課題が出てくるものと思われます。

 道庁HPにも説明が掲載されていますので、そちらを参考にして頂きつつ、私も照会を受けた場合は適切な説明をし、しっかりと対応できるよう、頭づくりをしております。

https://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kst/kansenkakudai_taiou.html

 この先は、新型コロナウイルス感染症をいつまで感染症法上の2類に位置付けておくのかという議論も避けられないと思います。オミクロン株の実情、今後の変異株への予想、感染された方々の健康状態、三回目のワクチン接種の進捗状況、医療提供体制をはじめとする社会環境を見つつ、まずは国会でしっかりした議論がなされることを期待しています。

最近の活動について

 1月9日の羽幌町成人式に出席し、低リスクながら注意が必要とされPCR検査を受け、12日に陰性が確認されたものの、16日までは自宅待機を続け、17日から通常の活動を再開致しました。

 しかし、オミクロン株の感染力が従来のものよりも極めて強いこと、留萌管内においても多くの感染者が報告されていることに鑑み、極力移動を控え、主に事務所での仕事をして参りました。

 1月最後の本日は、15時から水田活用の直接支払い交付金の運用見直しに関する勉強会が行われるため久しぶりに道議会へ向かいましたが、札幌市内が大雪に見舞われ、野幌駅、厚別駅で長時間JRが留め置かれる事態に…。結局勉強会には間に合いませんでした😢

 同じ北海道第十選挙区支部内選出の植村真美道議から、勉強会の様子を画像で送ってもらいました。私が兄貴分と慕う岩見沢市選出の村木中道議が積極的に質問されていたそうです。

 詳しい内容は後日、植村道議、村木道議、そして道の農政部の方に伺うにせよ、札幌市の天候状況、JRの運行状況を事前に確認し、早めに留萌を出発していれば、勉強会に出席できたはずです。見通しの甘さを反省します。

 明日は朝から道議会第一回定例会に向けての道庁各部の重点政策に関する勉強会があり、その後は総務委員会が開催され、明後日は少子高齢社会対策特別委員会があります。

 感染防止に従来以上に気を付けながら活動して参ります。

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