今日から道議会第三回定例会がスタートしました。
午前10時からの本会議で、鈴木直道知事からは一般会計で359億191万7千円の予算案の提示がありました。主な内容は以下の通りです。
●JR単独維持困難線区支援事業費補助金…1,500万円
➡持続的な鉄道網の確立に向けた各沿線協議会の取組を支援する。
●国立公園インバウンド誘客促進調査事業費…2,276万2千円
➡日高山脈襟裳十勝国立公園の指定を契機としてインバウンド誘客促進に向けた取組を支援する。
●電子処方箋の活用・普及促進事業費…5億6,719万9千円
➡電子処方箋を道友する民間施設への支援並びに道立施設への導入に係る経費を計上。
●介護サービス事業者協働化等促進事業費補助金…7,200万円
➡介護事業所の事務負担軽減を図るため、複数事業者による事務の協働化等の取組を支援する。
また開会日の本日、以下の決議案を、道議会の総意として可決しました。
◎ロシア機による領空侵犯に関する意見書
9月23日にロシア軍の哨戒機が本道の礼文島北方の日本領空を3度に渡り侵犯し、わが国として史上初となるフレアによる警告灯の措置がなされました。
ロシアは日本、特に北海道にとって切っても切り離せない隣国であり、ウクライナ情勢が始まった後でも、侵略行為を是認することは出来ないにせよ、いずれは情勢が変わることを見据え、最低限の文化交流は行い、国民同士の草の根の信頼関係は保っていくべきとの議論もなされてきました。
そのような中、このような暴挙がなされたことは極めて遺憾であり、ロシア政府に対して憤りを感じます。同時に、政府、防衛省が道庁に対して行った情報提供がタイムリーなものであったかどうかについても疑問が残ります。
北海道議会として極めて厳重にロシアに抗議すると共に再発防止及び国際法の順守を強く求める意思を示しました。
今定例会の会期は10月4日までであり、私も一般質問の機会を得られる予定です。地元留萌管内を基本に、全道的な課題について質問をしたいと考えています。
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