あらゆる分野で担い手不足が指摘されています。世界で最速のペースで少子高齢化が進んでいる日本において、生産年齢人口(15歳~64歳)をいかに確保するかが、各産業において最も深刻な課題です。
今日は留萌市において、道内各地の建設協会の二世会と言われる若手経営者の集まりである「建青会」の全道会員大会が開催されました。地元道議として私もご案内を頂き、14時からの式典に出席致しました。
今年の主催者は留萌建設協会二世会「萌志会(ほうしかい)」で、萌志会会長であり全道建青会会長である堀口哲志会長のご挨拶から式典がスタートしました。
来賓として柿崎恒美国土交通省北海道開発局長、橋本幸国土交通省北海道局長をはじめ国交省の皆様、浦本副知事はじめ道建設部の皆様、留萌振興局の皆様が来られ、また建設業を応援する多くの有識者も来られていました。
最後に、荒木正芳氏の司会の中、パネルディスカッションが行われました。NPO法人ほっかいどう学推進フォーラムの新保元康理事長の「大人が本気になれば子どもに伝わる。建設業のすばらしさを大人が理解し、自信をもって子どもに伝えることが大切」というお言葉が特に印象に残りました。
堀口会長は、建設業の振興を教育とリンクさせ、地元の留萌高校と苫前商業高校と連携した取り組みをこの一年間、大会に向けて行ってきました。留萌市主催の大会が終わったからと言って、教育との連携をやめることでは決してありません。地域経済を支える最も基本的な産業である建設業を、次世代を担う若い人たちに理解してもらう取り組みを、これからもしっかり続けてくれることを期待しています。
私も来賓挨拶の中で、自然環境厳しい留萌管内で地域住民の生活を守ってくれている建設業の皆様に感謝申し上げ、建設業発展のために汗をかいて参ることをお誓い申し上げました。
懇親会の場では、全道各地から来られた旧知の方々ともお会いでき、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
留萌高校吹奏楽部の演奏も素晴らしかった。
来年は旭川市での開催です。若手の熱い思いを全道各地でこれからも伝えていってほしいと思います。
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