今日は道議会の本会議が開催されない休会日。休会と言っても理事者(道庁職員)、議会議員双方が休んでいるというわけでなく、明日から始まる予算特別委員会での論戦に向け、双方が準備をする日です。
統一地方選が近付くにつれ、新聞各紙も地方議会を取り上げることが増えてきたように感じます。今日の朝日新聞は一面で、日本各地における市町村議会議のなり手不足を報じています。
今回の道議選でも、46つの選挙区の内、いくつかで無投票となる見込みがあると言われておりますが、市町村議会議員選挙では定員を割る状況も生じています。
地方議員になろうとする人が少ない理由を朝日新聞も分析しています。私は個人的な考えですが、やる気のある方は少なくないと思います。しかし議員となるには必ず突破しなくてはならない選挙で、そしてなった後の活動で起こり得る様々な障壁を考えた時、二の足を踏む方々が多いのではないのでしょうか。
金銭面の課題や子育て等との両立のあり方等、議員活動をやりやすくする方策は、国から指示を受けるのではなく、地域で考え、声を挙げ、改善していくことが大切です。市町村議会議員がいることでどう地域が良くなるのか、いなくなればどんな不便があるのか等を地域で考え、有為な人材を押し上げていく雰囲気を醸成し、議員活動と日常生活が二律背反とならない仕組みを作ることが出来れば、担い手不足は解決できると私は考えます。
議員の仕事は大変なことも多くありますが、地域の人と触れ合い、課題を見出し、解決を進め、結果が出た時の喜びは何物にも代え難く、素晴らしい仕事です。私の議員活動を見て政治に興味をもってくれる人が一人でも今後出てきてくれるとしたらうれしい限りです。
休会日の今日は地元に戻り、第52回遠別初山別森林組合の通常総会に出席しました。
昨年留萌管内の4森林組合は、2015年からの地道な取り組みが実り、森林認証制度を取得しました。留萌管内の民有林、道有林への信頼が高まり、市場価値が上がることが期待されます。
ゼロカーボン北海道の重要性が叫ばれ、洋上風力など風の活用が注目されていますが、基本はやはり良い森林を育てることです。
留萌管内は製材工場や消費地と離れているため、木材の運搬時に経費が高くなるなどの地域固有の課題を抱えております。地元の道議として課題解決のためにしっかり努めていくことを、来賓祝辞の中でお話しさせて頂きました。
また遠別商工会で穀蔵悦生遠別商工会長・留萌管内商工会連合会会長とお会いし、今年4月の統一地方選における北海道商工政治連盟並びに同連盟留萌地方支部からの推薦状を頂きました。
その後は天塩町に向かい、自民党天塩支部並びに浅野貴博天塩後援会総会に出席。
早いもので明日から3月。日中は暖かさを感じられるようになり、日も長くなりました。
道議選告示まであと31日です。戦いに向けて態勢を整えて頂けていることに、とても心強く感じます。
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