大きな危機感をもって議論に臨みます―令和4年最後の定例会がスタートダッシュ(2022年11月29日)

目次

主な予算案

 令和4年再度の道議会定例会である第4回定例会がスタートしました。今定例会で知事から提案された予算案の主な内容は以下の通りです。

 ●総額118億5,595万7千円
 ○G7気候・エネルギー・環境大臣会合推進費 3,717万2千円
 ➡来年4月中旬に札幌市内で開催される予定のG7気候・エネルギー・環境大臣会合における開催支援や地域PR等の実行委員会事業に要する経費の一部を負担する。
 
 ○ゼロカーボン北海道普及促進事業費 4,000万円
 ➡G7気候・エネルギー・環境大臣会合の開催をチャンスと捉え、「ゼロカーボン北海道」の普及啓発を実施する。

 ○災害復旧事業費等 39億5,950万3千円
 ➡今年夏に発生した災害により被害を受けた農地・農業用施設や土木施設等の復旧を図る。

 災害復旧事業費の中には、留萌管内の遠別町、初山別村の復旧費も計上されており、一安心です。予算が会期末に成立し、一日も早く復旧作業が始めるよう努めて参ります。

 今定例会では私は一般質問の機会を得られました。地元選挙区の留萌管内の視点をベースとしつつ、北海道全体の発展を図る観点に立ち、質問内容を精査している所です。

 与えられた任期の中での定例会は、今回と年明けの令和5年第一回定例会の二回を残すのみとなりました。今の自分の立場が当たり前のものではないことを認識しなくてはなりません。道民の代表として議会に立てるありがたさを忘れてはならないと、改選期が近付くと特に強く感じます。

補正予算はじめ提出案件について説明する鈴木直道知事。

北朝鮮への非難決議

 今定例会でも前回同様、相も変わらずミサイル発射を繰り返す北朝鮮を非難する決議文を、全会一致で冒頭議決しました。今月18日には北海道南部の渡島大島西側200km、日本の排他的経済水域内にミサイルが落下する事態が生じています。
 私自身、憤る気持ち以上に「またか」とウンザリする気持ちの方が強まり、危機感が薄まっていたと、正直なところ感じていました。
 対北朝鮮認識に違いはあれども、ミサイル発射を良しとする政党はないはずです。当事者である北海道の議会が足並みをそろえて意思表示することは決して意味のないことではないと考えます。

 しかし、虚しさも感じます。政府は拉致被害者の救出をはじめ、北朝鮮との間で解決しなくてはならない課題の解決に最優先で取り組んでほしいものです。
 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアをお願いします!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次