苫前町戦没者追悼式、留萌市平和祈念式典に出席しました。 (2022年8月19日)。

 今日は午前10時55分から苫前町戦没者追悼式、午後1時から留萌市平和祈念式典に出席致しました。

福士敦朗町長が式辞の中で、「平和で安全な、いつまでも暮らしていける苫前町をつくる」と述べられました。
私も追悼の辞を述べる機会を頂きました。
献花をさせて頂きました。
留萌市平和祈念式典。戦没者の方々と、1945年8月22日に発生した三船殉難事件の犠牲者の方々の追悼を行います。

 第二次世界大戦終了から77年。この間、世界中で戦禍が絶えたことはありませんが、不戦の誓いを立てた日本は直接戦争に巻き込まれることなく、国民は平和な暮らしを享受することが出来ました。
 しかしそれも、未来永劫続く保証はなくなりました。隣国ロシアが武力によって国境線を変えようとする侵略行為をウクライナに対して起こし、同じく隣国である中国も台湾への武力による統一をほのめかしています。

 日本の若者が遠い外国で故郷を想いながら命を落とし、老若男女が空襲によって非戦闘員も関係なく無差別に殺されることも、日本が他国を攻め、他国民を殺すことも、二度と繰り返してはなりません。憲法第九条をはじめ日本国憲法を形作る柱の一つである平和主義の理念は、今後も絶対に変えてはなりません。

 しかし、人類は完全なものではありません。全ての国家、組織が平和的、国際協調的にふるまってくれるわけでもありません。

 平和を実現させるには、平和を脅かそうとするへの想いを強くすることに加え、現実的に戦争を防ぐ力を持つ必要があります。戦争を避けるためには、戦争に備えなくてはならないのです。

 自分は幸いにしてこれまで一度も戦禍を経験せずに暮らせる日本という素晴らしい国に生まれました。戦争の悲惨さを肌で経験したこともなく、現在進行形のウクライナ情勢についても、報道によってその悲惨さのほんの一部を安全な場所で伝え聞くのみです。

 そんな私でも、議員の立場を頂いている以上、日本の平和、世界の平和の構築、維持に微力でも貢献したいと強く感じています。

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