留萌市議会議員の皆様との意見交換会~旧留萌高校校舎をどうする!?~(2022年5月9日)

 連休も終わり、本格的な活動再開です。
 今日は10時から留萌市議会議員の皆様との意見交換会に出席しました。留萌市議会から、小野敏雄議長、珍田亮子副議長をはじめ、野崎良夫議員、村山ゆかり議員、村上均議員、鵜城雪子議員、笠原昌史議員、戸水美保子議員、米倉靖夫議員、燕昌克議員、芳賀博康議員、小沼清美議員が出席されました。

 私から道議会第一回定例会の報告をした後、特に留萌市に関わる道政上のテーマであるJR留萌線について、沿線自治体、国、道の協議の現状や今後の推移について、私見も交え、お話しさせて頂きました。

 輸送密度が200人以下のいわゆる「赤線区」は、国によるJR北海道への支援メニューの中でも言及がされておらず、道としても単なる赤字補填は不可能であり、少なくとも国が支援をしない限り道単独での支援は困難との認識が示されています。

 通学に利用する高校生が多く乗り降りする石狩沼田駅から深川駅までの部分存続を目指す意向も示されましたが、部分的に路線を維持するにしても約4億円の赤字補填が必要となると試算されています。

 私自身、これまで幾度となく、存続を目指すべきとの意見を表明してきましたが、率直に申し上げて、次なる道を模索すべき局面に来たと感じます。大事なことは、JRであれバスであれ、マイカーを持たない方の「足」、つまり地域の交通が確保されることです。

 留萌市は廃線やむなしの意向を既に表明しています。私としても、存続に向けた機運を高められなかった自分の非力を認めつつ、次なる地域づくりにむけた動きがつくられるよう、努めて参りたいと考えております。

 この点については、市議会議員の皆様から特段反対などのご意見はありませんでした。

 最も議論が盛り上がったのは、旧留萌高校の校舎の活用についてです。
 
 第一回定例会でも質問しましたが、2004年に新造され、2018年の旧千望高校との合併以降、遊休化している旧校舎の活用方法について、市議会議員の皆様からも様々ご意見を頂きました。

 道教委としても活用方法を模索してきたものと思われますが、せめてすぐに使える状態に近くなるよう、費用をかけて修繕する等の方法を取らねば、投資に二の足を踏むくらい老朽化していることが指摘されており、率直に言って、まだまだ努力を増やす余地があると考えます。

 この点について、今月中にでも市議会議員の皆様と旧校舎を視察し、道教委留萌教育局と意見交換をする場を設けたいと考えております。

 留萌市は卓球総合メーカ―であるビクタスと連携し、著名なコーチを招聘して卓球を軸とした関係人口の増加を図っています。またモンベルの進出も決まり、大きな期待が広がっています。

 私もこれまで以上に市議会議員の皆様と情報を共有し、地域発展に努めて参ります。

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