11月10日、留萌地区農協青年部の70周年記念式典が開催されました。
大変光栄なことに私に記念講演の機会を与えて頂き、冒頭から式典に出席させて頂きました。
講演に先立ち、有澤篤史会長からご挨拶がありました。
コロナ禍のみならず地球環境の変化等を受け、農業を取り巻く環境が一層厳しさを増している中、行政をはじめ地域と一層連携して農業経営に取り組む必要がある旨の力強い決意を、有澤会長は述べられていました。
コロナ禍がだいぶ落ち着いたとは言え、大人数で一堂に会する形式は避け、役員の方々以外はオンラインで参加され、歴代会長からのビデオメッセージも放送され、講演のタイミングへ。
私からは、大変偉そうな響きになってしまいましたが、「留萌地区農協青年部に期待すること」という題で一時間程お話をさせて頂きました。
以下のような流れで講演をさせて頂きました。
1.プロフィール
幼少時の夢
政治を志した理由
2.私の政治哲学
政治の目的とは?
3.留萌管内について
留萌管内の概要
留萌管内農業の特徴
4.今後の政治展望について
今回の総選挙の結果
今後の農政展開は?
5.留萌管内農業のポテンシャル
6.青年部に期待すること
私が最もお伝えしたかったことは、「政治に関与してほしい」ということです。
関与するということは、政治、政治家に関心を持ち、政治家を育て、政治家を使う、ということです。
昨年夏、羽幌町の若手漁師である倉田悠平君から、「密漁に困っている。何とか力を貸してほしい」という連絡を受け、話を聞きに行き、密漁が行われた現場を見て、道議会で質問し、道警、道庁(水産林務部)、地元市町村、各漁協等の関係者が集まった緊急密漁対策会議が開催されました。
詳細は私の活動報告をご参照頂ければお分かりいただけると思いますが、政治家を使うことで地域の課題が解決に向けて前進した例として、このことにも言及させて頂きました。
↓密漁対策会議(2020年10月28日開催)についての活動報告
https://asanotakahiro.com/activity/info-20201028/
政治の究極の使命は「安全保障」、つまり命を守ることです。安全保障に関連する政策を進める上でも、食糧の確保は全ての根幹です。「腹が減ってはいくさはできぬ」のですから。
すべての政策、命の源を担う農業を担う青年部の皆様が今後希望をもって頑張っていく中で、是非私を使い、不十分なところはご指導頂きたい。共に連携して参りたいと、最後に私の想いをお伝え致しました。
私の想いを十分に伝えられる内容となったかはわかりませんが、とても充実した時間を青年部の皆様と共有できたと感じます。
留萌地区農協青年部の皆様、ありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。
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