留萌管内における国土強靭化。(2024年2月26日)

 今日は地元小平町で午後2時から、【道道苫前小平線未開通区間事業化研究会】の実務メンバーの打ち合わせに出席しました。

実務者メンバーの打ち合わせ。

 当研究会は、令和4年12月に小平町の関次雄町長を会長、苫前町の福士敦朗町長を会長代行に、地元の関係者が集い、発足しました。

道道苫前小平線未開通区間事業化研究会を設立しました。(2022年12月19日) | あさの貴博 (asanotakahiro.com)

 昨年8月に現地視察を行い、本年1月に実務者の打ち合わせを行ってきました。
 海岸線を走る国道232号線を代替し得る環境が整っていない留萌管内において、石川県能登半島地震の発生を受け、この区間の事業化・開通が地域にとってなぜ必要なのか、実務的な協議をしました。

 観光面からは、同未開通区間の苫前側の端が、大正4年12月に発生した人類史上最悪の熊害事件のモニュメントがある三毛別地区にあるため、同区間の開通によって新たな観光周遊ルートをつくれることが利点として挙げられました。

 小平町から見ても、オビラシベ湖方面に繋がる新たなルートづくりへの期待が挙げられました。

 実際に昨年8月の現地視察の際、ライダーの姿を多く見かけました。管内の観光に新たな流れをつくることが期待されます。

 住民生活の点からは、苫前町内の介護施設の食事が主に留萌市内から配達されていることを受け、国道232号線が通行止めとなった場合に同区間が代替道道として機能すれば、施設利用者の生活を守ることが出来るとの提案がありました。

 いずれにせよ、同区間を事業化するには、更に多様な観点からの検討が必要です。それを行うのは地元に住む我々です。

 引き続き着実に検討を進めて参ります。

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