今日は午後一時半より、私の留萌管内連合後援会である「あさの貴博とふる里を愛する1市6町1村の会」の令和4年役員会を開催致しました。
コロナ禍が厳しさを増している中でしたが、管内全域より役員の皆様にお集まり頂き、今後の役員体制と来年4月の統一地方選に向けての対応についてご協議頂きました。
役員体制については、塚本壽三郎会長に引き続き連合後援会長を担って頂くことと、新たに会長代行職を設け、昨年2月に発足した管内全域を包含するJAるもいの長谷川裕昭代表理事組合長と、今月1日に留萌商工会議所会頭に就任された大石昌明会頭にご就任頂くこと等を了承頂きました。副会長には、これまで同様に管内の漁協、土地改良区、森林組合、商工会、建設協会等の産業団体の長の方々に担って頂くと共に、コロナ対策を一層進め、管内の医療充実を図るため、留萌医師会と留萌歯科医師会の会長に就いて頂くことも決まりました。
そして来年の統一地方選に向けて、新たな体制の下、浅野貴博の三期目当選に向けて活動して行くことを決定して頂きました。
私から、「留萌管内が北海道、日本の未来を引っ張る地域となるよう、引き続き皆様のご指導の下、皆様と共に働かせて頂きたい。何がなんでも勝ち抜く覚悟で、来年の統一地方選に挑ませて頂きたい」と、立候補表明をさせて頂きました。
これまでの活動を振り替える時、100点満点は頂けるものでないと自覚しておりますが、精一杯、地域の課題に向き合い、全道の発展について考え、行動し、議会議論に臨むことが出来たと思います。
来季に向けて、私は「安全保障」に取り組んで参りたいと、役員会の場で述べました。
安全保障は外交防衛のことを主に差し、私のような地方議会議員が直接関われる範囲は極めて限られていますが、留萌市にある陸上自衛隊第26普通科連隊、留萌海上保安部等、安全保障政策に直接関わって下さっている皆様がより住みやすく、守りたいと思える地域をつくり、かつ新規職員を集めることに協力する等の方法によってお支えすることはできます。
最近北朝鮮による弾道ミサイルの発射が日常的に発生していますが、いざミサイル発射の兆候が見られる際、海の安全を守るべく第一に出動するのは「海の警察官」である海上保安部の皆様です。尖閣諸島において同様に頻発している中国漁船への警戒活動を行っているのも海保の皆様です。海上自衛隊が出動し、実力行使をせざるを得ない状況となった時、それは「軍隊」の出動となり、国家間の戦争に発展する懸念があることから、まずは海上警備を海保が行うこととなっているのです。
海保の皆様を応援し、お支えする組織を、道議会の我が会派の中でこの度発足させることとなりました。このような取り組みを通じ、国家防衛にも積極的に関わっていきたいと思います。
私はこのような外交・国家防衛分野における政策のみならず、幅広く命を守り、育むことすべてが安全保障であり、2期目の残された期間、そして3期目の立場を与えてもらえた時に、この政策に取り組みたいと考えております。
私が考える主要テーマは、「食料安全保障」、「エネルギー確保」、「医療・介護の充実」、「社会インフラの整備」、「教育の充実・少子化への対応」の五つです。
- 「食料安全保障」
自国で必要とする食料を自国ですべて賄えるようにすることは現実的ではありませんが、必要な分の食料をいつでも安価に海外から輸入できる時代からフェーズは変わりました。農業では生産基盤の整備、肥料・飼料輸入先の多角化、コスト上昇への対応、漁業では急激な海洋資源の変化への対応、海保との連携を深める中での密漁対策の強化等に取り組みたいと考えております。
- 「エネルギー安全保障」
ゼロカーボンの実現は人類生存のために実現させなくてはならない政策であり、留萌管内でも高まってきた洋上風力誘致に向けた機運をさらに上昇させる必要があります。また管内でも11月15日に協議会が立ち上がりましたが、ブルーカーボンを推進し、藻場の再生を図ることで、漁業振興を同時に進めることができます。最大のSO2吸収源である森林を涵養する林業の振興も欠かせません。
- 「社会インフラの整備」
社会インフラは命を守る基礎です。留萌管内では国道232号線を強化する「小平防災事業」が着実に進められておりますが、それの代替道路となる道道はまだ整備されていない箇所があります。苫前小平線の未開通区間の事業化を何としても実現したいと考えております。このため、小平、苫前両町の町長、実務担当者、議会議長と共に研究会を立ち上げることとなりました。
- 「医療・介護の充実」
コロナ禍がまだ収まらない中、医療介護に関わる方々へのケアを充実させることが重要です。また天売島、焼尻島の離島における医療従事者の確保については、「地方公務員等の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例」の改正案が近々道議会に提案され、離島の道立診療所の医師の定年を来年度から8年かけ、最大75歳まで引き上げるめどがつきました。管内の基幹医療機関である留萌市立病院、道立羽幌病院における医師確保も喫緊の課題です。
・「教育の充実・少子化への対策」
給料が毎年右肩上がりで上昇し、働けば働いただけ所得が増える経済状況ではなくなりました。父は外でひたすら働き、子育ては母親が担うという考えを社会全体で改め、子育ては親はもちろん、地域全体で担うものという機運を高めていきたいと思います。留萌管内の苫前商業高校、遠別農業高校の存続、旧留萌高校校舎の利活用も進めて参ります。
これらのことをお話しした後、最後は自由民主党留萌管内連絡協議会幹事長の阿部俊一苫前町議会議長から締めのご挨拶を頂きました。
与えられた二期目の任期は残すところ4か月余り。つまり、次の選挙まであと4か月です。日々、地元有権者の皆様に採点されているという思いを新たにし、後援会をはじめ支えて下さっている皆様に感謝し、謙虚な気持ちを忘れず、必勝の信念で活動して参ります。
コメント