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市町村の皆様の頑張りを支えます。

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目標を失うことの辛さ

 夏の風物詩とも言うべき甲子園球場で行われる高校野球選手権大会の中止が今日決まりました。

 これに先立ち、北関東での開催が予定されていた令和2年度インターハイ(全国高等学校総合体育大会)の中止も今月1日に決定しています。体育会系のみならず文科系の各種大会も、新型コロナウイルス感染症の状況を受け、中止を余儀なくされています。

 今、誰もが辛い思いをし、不自由、不便さに耐えています。その中でも、最も未来の希望に燃えている学生さん達が、日頃の頑張りを発揮する機会が奪われてしまうことは、本当につらいことだと思います。

 以前から大変お世話になっている私の後援者の方が夕方事務所を訪ねてくれました。その方のご子息は小さい頃から野球が好きで、留萌の中学校を卒業した後、甲子園大会を目指して市外の高校に進学し、練習に明け暮れて来ました。

 後援者の方は、「中止が決まって、息子とその友達が声出して大泣きしていたよ」とおっしゃっていました。

 すると息子さんは、「挑戦もしてないんだよ!戦いもしないで負けちゃうんだよ!何のために頑張ってきたのさ!」と言ったそうです。

 「甲子園だけが全てでない。お前たちが頑張ってきたことは必ず活きるんだ」と言葉をかけたそうですが、チャンスを奪われた息子さんの悲しみは、すぐに癒えることはないでしょう。

 年に一度のメインイベントを代替し得る機会の創出を文科省はじめ各都道府県、市町村の教育委員会は真摯に検討し、ステージを用意しなくてはなりません。萩生田文科大臣もおっしゃっていますが、これらの大会にチャレンジできなかった学生さんが不利益を被ることのないようにしなくてはなりません。

 学校の9月入学の是非が取り沙汰されています。他国の制度との比較も大事ですが、かつてない状況によって学ぶ機会、自身の可能性に挑戦する機会に著しい制限を受けた今年度の子どもたちを守るにはどうしたら良いのかを最優先課題として議論すべきと思います。

 各種大会への出場を目指して頑張ってきた方々は、今はどんな言葉をかけられても、失意がぬぐわれることはないと思います。どんな経験も必ず人生の糧になることを感じてもらえる日が後に来ることを願います。

 私達大人が、現状が少しでも早く好転し、自分のやりたいことに自由にチャレンジできる日常が取り戻せるように頑張らなくては。

留萌市の新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金一次申請の状況

 北海道を含む8都道府県で継続している緊急事態宣言について、政府は明日21日に見直しをする予定です。大阪府、京都府、兵庫県の近畿二府一県の解除が有力視されていますが、北海道は難しそうです。

 地域経済を考えた時、一日も早く解除が実現し、動かせる経済を動かしていかなくてはならないのですが、しっかりとした感染拡大防止のめどが立たないままで第三の波を迎えることがあってはなりません。

 先に政府から交付された「新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金」の申請期日を今月29日に控え、各市町村の事業案の姿が見えて来ました。

 昨日、留萌市議会全員協議会の場で示された留萌市の事業案について、私も担当者の方から説明を受けました。

 すでに実施された3つのPUSHプロジェクトに加え、何と4つの新規事業が計画されています。

・第4弾 留萌市内事業者持続化緊急支援

     …道の休業要請の対象となっていなくとも売り上げが減少した事業者への支援

・第5弾 市内公共交通等維持支援

    …大幅な利用減少に見舞われている路線バス、貸し切りバス、タクシー事業者への支援

・第6弾 留萌ふるさと学生応援

    …留萌市に実家から市外の大学等に進学し、生活に困っている学生への支援

・第7弾 子育て世代応援

    …学校休業中の子育て世代に対する商品引換券支給や低価格子供向け弁当の提供等による支援

 

 またこの中には、感染症指定医療機関である留萌市立病院への支援も盛り込まれています。厚生労働省の事業として、感染拡大防止のために医療機関が要する費用を支援する「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金」がありますが、それに上乗せして支援を講ずるものです。

 更に、市が実施する詩型コロナウイルス感染症対策事業の財源を集める受け皿として、「新型コロナウイルス感染症対策基金」を創設するための条例案も示され、市の専決処分として昨日19日から施行されることとなりました。

 現状の危機に対応するには、何よりスピード感が最も重要です。良いアイデアも実行されなくては意味がありません。

 今月初めに一時交付金の金額が内示されてからほぼ3週間、大型連休を除けば実質2週間の中、担当者をはじめ市職員の皆様方は本当に頑張ってくれたと思います。留萌市民となって8年目ですが、市の頑張りに心強さを感じます。

 我々議会議員の仕事は行政がやりたいことをチェックしてゴーサインを出す事であり、それを経ないで行政が事業をスタートする専決処分というのは、本来は積極的に推奨するものではありません。5月19日から31日まで、再度知事の休業要請に応じてくれた事業者に対して協力金を道が支払うことについて、道は約48億円規模の専決処分を行いました。議会を招集するとなれば時間が更に時間がかかり、資金を必要とする方々の手元に資金が届く時期も遅くなってしまいます。

 留萌市の事業案については、この後市議会で事後的にしっかりとした議論がなされることと思います。道議会も同様です。民主主義は第一に手続きが大切ですが、今はスピード感が重視されるべきです。

 留萌管内最北部の天塩町では、町立国保病院に発熱外来を新設するための設備等の合計11事業を計画しています。また道北の酪農業の“メッカ”らしく、子育て世帯に牛乳券を配布し、地域の酪農業を支える事業も盛り込まれています。

 住民に最も身近な市町村でしかつくることができない事業があります。市町村の頑張りを支えるべく、私も頑張ります。

(※トップページは、留萌の黄金岬から見た空の写真です。いつかまた多くの方に訪れてもらえる日が来るよう頑張ります)