自民党最大派閥の清和政策研究会が政治資金パーティーの収入の一部を「裏金化」していたとされることを巡り、連日派閥の事務総長を務めていた議員が東京地検特捜部の聴取を受けていると報じられています。
政治資金は税金の取られないお金であり、ルールに則り、収支報告書を作成することが義務付けられています。収入と支出を双方、報告書に記載しなかった理由は何だったのか、しっかりと国民に説明しなければ、政治不信が深まるのみです。
国内外に課題が山積しています。ウクライナでも、パレスチナでも、無辜の命が失われています。国内を見ても物価高騰に苦しい思いをしている国民がたくさんいます。それに対応するのが政治の本来の役割であるのに、政治活動以前の問題でゴタゴタしている状況に、いち地方議員でしかない自分も申し訳ない思いでいっぱいです。
政治活動にお金が必要であることは私自身いつも感じていることです。これだけの問題が生じている今、政治活動のあり方も皆が見つめなおす必要があるとも感じています。何のために政治家を目指したのか。何のために今の立場を与えられているのか。私も私自身を見つめ直します。
2023年も今日が最後です。家族で留萌神社を訪れ、今年一年、無事に過ごせたことを神様に感謝し、大祓いをして参りました。
今年は多くの皆様のご支援のお陰で4月に三期目の当選を果たすことが出来、道議会、自民党道連で新たな役職に就かせて頂き、非常に充実した活動をさせて頂きました。
三期目となると、地元留萌管内以外での役割も増え、東京での公務などもあり、選挙区を空かすことも増えました。しかし、あくまで自分を政治家にしてくれたのは地元選挙区の皆様であり、留萌管内が原点であることを、大晦日に地元で家族と過ごし、留萌神社にお参りをしながら考えました。
12月17日から始まった留萌地域の大雪も、市内各地で排雪が進み、車の移動もかなりしやすくなってきました。除排雪の担当事業者の皆様は、不眠不休に近い形で作業に当たってくれています。これだけの豪雪の中、個人それぞれ不満が生じるのは当然ですが、数時間の仮眠のみで懸命に厳寒の中、作業に当たってくれている方々への感謝を忘れてはなりません。
来年は大変厳しい年になると思われます。政治不信が深まるばかりの現状に対して自民党がしっかりと説明責任を果たし、政治本来の役割に向き合えるようにしてほしいと、切に願います。
私も今一度、自分自身の足元を見つめ直し、「留萌管内の元気が北海道の元気」の原点に立ち返り、地域の為、北海道の為に働きたいと思います。
本年も大変お世話になりました。皆様どうぞ良い年をお迎え下さい。
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