前年を上回った留萌管内の漁業生産高
今日から2023年の仕事始めです。
毎年恒例、増毛漁業協同組合、買受人組合の新年初セリから最初の公務がスタートします。
西野組合長は、昨年3月、4月は甘えびが歴史的な不漁となったものの、ニシン、タコ、秋サケが豊漁となり、またホタテの単価も高値で推移したこと等により、昨年の生産高は一昨年から5億円程上回る約29億円になるとお話しされていました。
一方で、コロナ禍のみならず、ロシアによるウクライナ侵略によって引き起こされた生産資材の高騰等の影響が漁業にも及んでいるとお話しされていました。
国際情勢をはじめ周囲の環境が厳しい中、生産高が一昨年を上回ったのはとても明るいニュースです。今年もこの良い流れが続くよう、水産の現場に起こる各種課題に迅速に対応していく旨、私から挨拶の中で述べさせて頂きました。
午後からは2時に羽幌、4時に苫前で初セリです。
佐藤満組合長からは、北るもい漁協管内でもニシン、タコ、秋サケ等の豊漁によって昨年は一昨年を大きく超える約74億円の水揚になったとのお話がありました。
留萌管内の道議の立場を頂いて8年になりますが、70億円台という数字は聞いたことがありません。
海の中にある漁業資源は、大地を相手にする農業と異なり、直に見に行くことが出来ず、把握することがとても難しいものです。過去最高の数字が出たことは何より明るいうれしいニュースです。引き続き様々な変化に迅速に対応できるよう、日々注意を払って参ります。
青年の元気が地域の元気
増毛の初セリに出席した後は、今年初めの街頭からのご挨拶。
今日は特に寒さが厳しい朝でしたが、車の中からたくさんの激励を頂き、心が温まり、気合が入りました。
午前10時から、第68代留萌青年会議所の理事長に就任された佐藤亮訓さんが、新年交礼会の案内を持参し、事務所を訪ねて下さいました。
佐藤理事長は現役の留萌市職員でもあります。市町村の職員で青年会議所のメンバーに入ることは珍しくなくなったと思いますが、トップの理事長に就くのはまだ例は少ないはずです。市民のために地道に職務をこなす市職員としての堅実さと、どんなことでもまちのためにやってみるというJCの気概を併せ持つ、とても魅力的な理事長として、今年一年、留萌JCをけん引されることでしょう。
佐藤理事長をはじめとする留萌青年会議所の皆様の今年の一年の活躍が楽しみです。
失敗を恐れない、新しいことに果敢に挑む勇気を持つ青年の元気が、地域の元気となるのです。
コメント