最近あった嬉しいこと。(2022年2月15日)

 従来の期限である2月20日まで一週間を切った中、現在北海道に対して発令されているまん延防止等重点措置が延長される方針が固まったようです。

 ここ数日の新規感染者はピークを過ぎた感はありますが、まだ2,000人台を切ることはなく、また道内の病床使用率も高止まりしています。

 飲食店はじめ時短営業や休業を余儀なくされている事業者への影響を更に広げないためにも、感染防止に改めて取り組んでいくしかないと感じます。

 このような中ですが、最近あった嬉しいことについてもお話ししたいと思います。

目次

苫前商業高校の出願状況について

 本日の北海道新聞朝刊25面に「公立高校入試 出願変更後の状況」が掲載されています。

 私の地元留萌管内はこのような状況になっています。

 注目すべきは苫前商業高校です。

 地域連携特例校に指定され、再編整備を留保されつつも、令和4年度の新規入学者が仮に一桁となった場合、新規入学者の募集が停止される見通しでした。

 風光明媚で豊かな自然環境の中でのびのびと勉学に励み、就職に直結する資格が取得でき、海外留学や進学の機会も得られる同校で学ぶことの価値を在校生、卒業生の多くが感じている中、「何としても苫商を残したい」と、福士敦朗町長はじめ地元の皆様は強く願い、新規入学者を増やすべく、懸命の取組を重ねてこられました。コロナ禍により強い移動制限を受けながらも、昨年は初めて町長、教育長、学校長は道外の中学校にも同校のPRに出向かれました。

 私もこの間、存続に向けた道教委の取組などについて道議会で質問をさせて頂きました。

 関係各位の懸命な努力が実り、何と来年度は23名の入学希望者が集まりました。

 私の事務所には、苫商と遠別農業高校の管内が誇る二つの職業専科高校のポスターを張らせて頂いております。

 遠別農業高校も、笹川洸志遠別町長はじめ町の皆様方が、「遠農にマチの命運をかける」とおっしゃりながら、男子寮の増築など生徒募集に力を入れた結果、近年入学者が増えてきました。

 全国的に子どもの人数が減るトレンドが劇的に変わることは極めて難しく、中学生の奪い合いのような形で地域の高校が競い合うことは、いつまでも続かないでしょう。生徒が切磋琢磨できる環境を保つには、ある程度生徒数が確保されることは必要です。

 しかし苫前商業高校、遠別農業高校は、商業、農業という専門分野を学べる学校であり、職業専科高校はこれからも必要とされます。普通高校もこれまでとは違う特色を出すべく、学校独自にそれぞれが努力を重ねています。

 ある程度の規模の集約と、地理的制約を受けた地域独自の高校の存続。この二つのテーマを両立させることはとても難しいですが、私は留萌管内選出の道議として、管内の高校が個性をより発揮し、そこに通う生徒の為に素晴らしい学びの機会を提供できる高校として存続していけるよう、これからも頑張って参りたいと思います。

 苫商に23名もの新規入学希望が寄せられていることは、今年1月に、福士町長からご連絡を頂いておりました。そして今日、ほぼ最終的な状況が示され、1月と変わっていないことが確認できました。

 地元の人間としてとても嬉しい気持ちで一杯です。

 入学を希望された生徒皆さんの想いが叶い、4月以降、苫前町、留萌管内で素晴らしい学生生活を送られることを願ってやみません。

バレンタインデー

 昨日はバレンタインデー。高校時代や学生時代は、何とも落ち着かない気持ちでこの日を迎えておりましたが、幸い結婚後は、良い意味で全く心をときめかせる必要がなくなり、気楽なものです。

 昨日は事務所長の田村裕樹君の娘さんと息子さんが夕方来てくれ、手作りのチョコレートをプレゼントしてくれました。

 

 苫前商業高校の件に加え、とても嬉しい出来事でした。

 傷ませないように気を付けながら、大事に大事に、頂いたチョコレートを食べたいと思います。

 ゆっち、ちひろ、ありがとう。おじさん、頑張りますよ☆

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