苫前町商工会新春懇談会に出席しました。(2022年1月7日)

 1月7日は苫前町商工会新年交礼会にお招きを頂きました。

 折あしく、留萌管内を含む全道の感染状況が厳しさを増し始めた中でしたが、会場である「ふわっと」の大ホールの全体を広く活用し、感染防止策を十分に講じることで、渡部和人会長はじめ商工会として開催を決断して下さいました。

 

 渡部会長から、コロナ禍の中、町にも予算付けをしてもらいながら行ったプレミアム商品券販売と同時に町民アンケートを行ったところ、商品券がなければ町外に行って買い物をしていたという回答が多数あり、試算の結果約3千万円、町民の購買が町外に流出することを防ぐことが出来たとのお話がありました。その上で、「役場、町議会、農協、漁協、建設協会等の関連団体と連携し、一軒もシャッターを閉めさせないよう、今年も活動して参りたい」と、力強い表明がありました。

 福士敦朗町長からも、間近に迫った来年度予算の編成に際しては、商工会はじめ関連団体から頂いた声を大切にし、町議会と議論して、「いつまでも暮らしていける苫前町」を実現するために努めていくとのお話がありました。

 福士町長に続き、私も来賓としてご挨拶の機会を頂きました。

 水田活用の直接支払い交付金の見直し、ホタテ稚貝に対するフグによる食害等、地域の課題に迅速に対応して参ること、また生徒にとっても地域にとってもかけがえのない学校である苫前商業高校の存続に向け、道教委との一層の連携の下取り組んでいくこと等を述べさせて頂きました。

 苫前商業高校と言えば、昨年10月2日に開催された70周年記念式典で拝聴した、前期生徒会会長の大元祐征君君の挨拶を思い出しました。

 

(昨年10月2日のブログ)↓

https://asanotakahiro.com/activity/info-20211002/

 

 「70年の間、多くの困難があり、それを先輩たちが乗り越えてきてくれたお陰で今日の自分たちがある」

 コロナ禍で学びの機会が制限されている自分たちの苦しみよりも、先人先達の苦労をしっかりと捉えた、実に見事な挨拶でした。こうした素晴らしい人材と、素晴らしい人材を育成している同校がこれからも存続できるよう、勝負の本年、私も頑張って参ります。

 

 この日は苫前町の皆様と久しぶりに親しく懇親出来ました。感染状況により様々な制限はあるにせよ、皆様とお会いできることはうれしいものです。

 今後更に感染拡大の局面は厳しさを増してくると思われますが、自粛のみではない、これまでの教訓を踏まえ積み重ねてきた知見が発揮されるようにしたいものです。

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