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令和3年も宜しくお願い致します。

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 新年あけましておめでとうございます。

 コロナ禍が厳しさを増し、年末年始も休みなく対応に当たられている医療従事者の皆様をはじめ、どんな時も自らの使命を果たすべく頑張って下さっている皆様に心から敬意を表します。

 昨年は新型コロナウイルス感染症に全世界が翻弄された一年となりました。深く傷つけられた社会を立て直すべく、微力かもしれませんが、本年も全力で活動して参ります。

道議会での課題

 本年1月2日、小池百合子東京都知事をはじめ首都圏の1都3県の知事が政府に対して緊急事態宣言の発令を要請したことに見られるように、昨年10月から新規陽性者が激増している状況からみて、医療崩壊が目前に迫っております。北海道においても、旭川市の医療機関に自衛隊の派遣がなされたように、これは決して対岸の火事ではありません。

 道議会は昨年一年で累計約9,000億円の補正予算を成立させ、道庁の新型コロナウイルス感染症対策を後押しして参りました。

 現下の最大の課題は、新規陽性者を抑え、医療崩壊を防ぐことです。昨年の道議会議論では、感染拡大防止と社会経済の両立を旨に、私も議会で道庁の政策を質して参りましたが、今重きを置くべきは感染拡大防止です。 

 その陰で甚大な影響を受けるのは、休業や時短営業の要請を受ける飲食店をはじめとするサービス業の方々であり、関連事業者にも影響は及びます。

 改正新型インフルエンザ特措法の改正議論が1月18日から始まる通常国会の最大の焦点となりそうです。ぜひここで、休業要請と補償をセットとすること、かつその保証は都道府県ではなく政府の責任とすることを明記する改正を実現してほしいと願います。

 昨年の緊急事態宣言発令下でも、都道府県と市町村が独自に飲食店等の事業者への支援措置を講じました。私が住んでいる留萌市でも15万円の支援金の支給がなされています。

 それらは政府から都道府県、市町村に対して支給された「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」が原資とされていました。それを政府の直接の責務とし、都道府県、市町村はそれに上乗せをし、地域の実情に沿ったコロナ対応策を講じられる仕組みとすることが、最も望ましいのではないでしょうか。

 現下のコロナ特措法により休業要請を受けても、それに対する補償は何ら明記されていません。店舗名の公表や罰則の行使等、私権制限を議論することも必要ですが、お店を閉めてもちゃんと経済的補償がなされ、生活の道が確保されるという安心と政府に対する信頼をつくることが先であり、有効であると考えます。

 経済活動が大きな制限を受けても補償がなされ、その間医療状況を持ち直させる。医療従事者には十分な手当てがなされるようにする。

 この取り組みを今年の初め、遅くとも令和2年度中に確立させ、新年度以降、徐々に経済活動を回復させていく。昨年、gotoトラベルの扱いに対して政府の対応が二転三転しましたが、人為的な思惑を排除し、客観的な指標の下、経済を動かす段階を設定し、誰からみてもわかりやすく納得できるものにする必要がありmす。

 令和3年道議会の第一定例会は2月25日から始まる予定です。法律の在り方は道議会で決められるものではありませんが、早ければそれまでにコロナ特措法の改正がなされれば、それを受けた道内経済の振興の在り方について、その頃もまだ国会での議論が続いていれば、北海道の実情を改正議論に反映させるよう、道議会で私も発言の機会を得て参りたいと思います。

(昨年12月2日に行った道議会一般質問)

今年の留萌管内

 本年は主に以下の論点をテーマに、留萌管内の発展のため、活動して参りたいと考えております。

新合併農協の発足 

 今年の留萌管内の大きな動きの一つは、2月1日から4つの農協組織が一つになり、新生合併農協「JAるもい」が発足することです。

 道内14振興局の中で、管内の農協組織が一つになるのはこの事例が初となります。

 個々の農協組織の想いよりも、地域全体で発展していく道を留萌管内の各農協関係者は選択しました。南北130㎞に渡る留萌管内は、果樹が盛んな南の増毛町と酪農がメインの北の天塩町まで、実に多様な農業形態を持ち、前菜から主食、デザート、花卉のすべてが揃う、道内の他のどの地域にもない特色を持っています。

 農協組織は一つにまとまり、金融事業等組合員を支える事業を強化しつつ、地域の特性を生かした組織運営をJAるもいは目指しています。広域化した新農協の活動を支える為には、脆弱性が残る国道232号線の強化、未整備箇所が残る管内道道建設の着手も必要になります。

 JAるもいの発足を軸に、管内の社会インフラの整備も併せて進めて参ります。

JR問題への対応

 JR留萌線に関し、昨年10月1日、留萌市、沼田町、秩父別町、深川市の沿線自治体で構成される「JR留萌本線沿線自治体会議」は、留萌・沼田間を廃止し、沼田・深川間を残す方向で活動することを確認した同会議の意向について、JR北海道と協議を行っています。

 JR北海道はあくまで全区間を廃止し、バス転換する方向を譲らない意向のようです。

 昨年12月末、政府によるJR北海道への今後の支援策が決定されました。令和3年度から5年度の3年間に渡り合計1,302億円の支援を講ずるというものです。その背景には、更なる徹底した経営合理化の努力が求められます。留萌線を含むいわゆる「赤線区」の存続についても、同社として存続させることは更に厳しくなったものと私は考えます。

 中西俊司留萌市長が苦渋の決断として、沼田までの路線のバス転換の方針を打ち出したことを、私も支持します。今後は、ただ単に線路がなくなっただけではなく、線路の歴史を踏まえ、新たなマチの未来が始まったと、市民が希望を感じられる地域づくりを進めていかねばなりません。

 これまで廃止が決まった道内の各線区はすべて全線の廃止で、留萌線のように一部存続を目指したところはありません。JR北海道と厳しい協議に今後望む沿線自治体をバックアップするよう、道の対応を促して参ります。

コロナ状況に関する情報共有

  ある人が新型コロナウイルス感染症の陽性が確認された場合、本人の意向を踏まえた上で、個人がと特定されないよう、氏名や詳細な住所を除き、居住している振興局、性別、年代、職業等の陽性者に関する情報が道より公表されます。

 コロナに感染することは誰にでもあり得ることです。

 極めて重い負担に応えてくれている医療従事者のことを考えれば、一人一人が感染しないよう取り組むことは重要であることは論を俟たないところです。この時期に大人数の会食を行い、感染リスクの高い行動をとることは論外です。

 しかし、多くの方々は日々気を付けて生活をしています。どれだけ気を付けても、感染し、陽性者となってしまうリスクは誰もが持っています。そんな状況が生じた際、陽性者を排除し、攻撃する社会であってはならないと私は考えます。

 人口が何十万、何百万を上回る大都市の事情は違うのでしょうが、1万人や2万人程度、更には数千人規模の小さな自治体では、道が公表する以前から、陽性となった方の情報を地域の方々は察知していることが多くあります。

 その際、人々の憶測等様々な不正確な情報に基づいた風評が飛び交い、陽性者が誹謗中傷にさらされてしまうことが残念ながらあります。このような事態を防ぐために、例えば市町村議会議員には必要最低限の情報を提供し、陽性者を誹謗中傷から守る態勢を構築することが一つの有効な手段になると私は考えます。仮に情報提供を受けた議員が、陽性者の名誉を害するような行動をとったならば、その者は選挙で厳しい審判を受けることになるでしょう。

 また地域の中でも、医療機関や介護事業所等の特に命を預かる事業所に適切な情報提供がなさなければ、更なる感染拡大を防ぐことができなくなる場合が想定されます。特に医療従事者自身が陽性となった場合は、当該医療機関に通院していた方々の多くが濃厚接触者となる可能性があります。

 市町村が保健所(道)から何も知らされていない、何も知らないから然るべき機関に情報提供ができない状況があっては、陽性者を守ることも、感染拡大を防ぐことも難しくなります。

 この点、今年は私の地元である留萌管内から、適切な情報共有のあり方を構築していきたいと考え、関係者を協議をしているところです。今年のできる限り早い段階に、具体的な形にできたらと思います。 

衆院選に向けて

 本年は10月21日に衆議院議員の任期満了を迎えます。

 現職議員が辞職した北海道第2区と、現職議員が逝去された参議院長野県選挙区は4月25日に補欠選挙が行われる予定ですが、衆議院総選挙も間違いなく本年中に行われます。

 私の選挙区留萌管内は、北海道第10区に含まれます。ここ10区は過去3度、公明党の稲津久代議士が議席を得て、与党議員として地域の負託に応えて下さっています。

 一方で、自民党からは前岩見沢市長の渡辺孝一代議士が小選挙区での出馬を見送る代わりに、比例区で当選を果たし、10区代表の想いを持って活動してこられました。

 昨年11月の自民党10区支部定期大会では、10区内の各32支部の皆様はそれぞれ想いがある中で、次期衆院選に向け、公明党の稲津久代議士を応援することで組織決定がなされました。

 稲津代議士は2018年7月上旬の集中豪雨により小平町花岡地区で土砂崩れが発生し、国道232号線が通行止めとなった際も、いち早く現場に入り、復旧に向けて取り組んでくれました。常に現場に足を運び、迅速に行動する政治姿勢を、私は尊敬しています。

 厚生労働副大臣を務めされた時、海外でコロナワクチンが承認された際、日本に安定供給される体制を確立した実績は高く評価されるべきです。

 渡辺代議士もこの間、自民党員の様々な思いを受け止め、10区の為に活動して下さいました。

 留萌管内に必要なのは、政府とつながり、確かな行動力を持つ与党代議士です。来るべき戦いにおける稲津代議士、渡辺代議士の勝利に向け、私も日々頑張っていく所存です。

(昨年12月24日、自民党留萌支部・浅野貴博合同事務所で渡辺紘一代議士をお迎えして)

(昨年12月19日、稲津久代議士と自民党留萌支部役員と一緒に事務所前で)

丑年の本年の目標

 本年は丑年です。歩みはゆっくりでも、慎重にじっくりと物事に取り組むべき一年と言われています。

 以前から私は、いざ期日が迫って初めて物事に取り組む性格で、子供の頃の夏休みは冬休みの宿題はいつも終盤になってから泣きながら手を付けたものです。

 当ブログのトップページの写真は、釧路の実家の牧場の写真を使いました。酪農業は毎日最低二回行われる搾乳作業の繰り返しに加え、夏は牧草を刈ったりと、年間の仕事の流れはほぼ決まっています。しかし、ただ同じことを同じように行っていれば成り立つというわけではなく、牛一頭一頭の体調を見て、出産時期を見逃さないよう注意したりと、注意深さが欠かせない仕事です。

 長男でありながら、実家の牧場を継がず、実家がある太平洋側から正反対の日本海側で政治家として活動する道を歩んだ私ですが、生家の家業は、私の人格形成の大きなウエイトを占めています。

 先を見通した計画に基づき、一日一日をしっかり地道に歩んでいく。毎年考えることですが、丑年の本年は、この思いを改めて強くし、活動して参ります。

 新年早々、長々とした駄文を読んで下さり、ありがとうございました。

 本年も宜しくお願い致します。