陸上自衛隊留萌駐屯地の更なる充実・発展を求めて。 (2023年11月15日)

 10月7日になされたイスラム原理主義組織ハマスによるイスラエルへのテロ攻撃を発端とした戦闘が激化しています。パレスチナ自治区ガザの病院地下にハマスの拠点があるとしてイスラエル軍は攻撃し、多くの命が奪われました。


 今日の朝日新聞は1面で、ガザにあるシファ病院の医師が公開した未熟児の写真を掲載しています。未熟児の命を繋ぐ医療機器に欠かせない小型発電機があと48時間しか持たない。子を持つ親の一人として、胸が痛みます。

 テロは何を理由にしても正当化されません。しかしテロが起こる背景を考え、その要因を取り除くことをしなければ、テロの根絶は困難です。

 ホロコースト虐殺という人類史上最も凄惨な経験を持つユダヤ人によって建てられたイスラエルが、どれだけ世界中から嫌われても恨まれてもかまわない、国を守ることが最も大切だと考えるのは当然です。アラブ諸国の中には民主主義がなく、民意をくみ取る政治が出来ていない国が多いのも事実です。

 イスラエルによるパレスチナ自治区への入植と2006年以降のガザ地区への苛烈な支配体制が、同国への恨みを根強いものとしてしまっていること、ハマスが希望を見いだせないガザ地区の住民から一定の支持を得ていることも事実です。

 ハマス、イスラエル双方(国家とテロ組織という違いはありますが)がお互いの存在を認めていない以上、どちらかがなくならない限り、戦闘は終わらないのでしょうか。戦闘の結果、必ず無辜の民間人が犠牲になります。様々な事実を踏まえ、一度停戦し、長期的にイスラエル、パレスチナ双方が共生できる枠組み作りをもう一度出来ないものでしょうか。

 中東地域に原油輸入の大部分を依存しつつも、歴史的に負の遺産を持たない日本が出来ることはないのでしょうか。

 今日は午後から旭川市の陸上自衛隊第二師団を訪ね、中西俊司留萌市長、留萌市議会の村山ゆかり副議長、留萌市議会防衛議員連盟の小野敏雄会長、るもい自衛隊応援会議の藤野徹弥会長と共に、留萌駐屯地の充実・発展を求める要望活動をして参りました。

中西市長から井戸川一友師団長・陸将に要望書を手交。
第二師団幹部の方々と意見交換。

 

 昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵略、そしてイスラエル情勢の緊迫化を受け、自国は自国で守ることの重要性を多くの国民が感じていることと思います。

 留萌市には、昭和28年に創設された陸上自衛隊留萌駐屯地があり、唯一、日本海側の防衛警備にあたる普通科連隊である第26普通科連隊があります。

 今日は主に以下4つの項目に関して要望がなされました。

1 留萌駐屯地人員・部隊の充実
2 隊員の勤務環境の充実

 (1)留萌駐屯地隊舎の改修
 (2)地域の気象に応じた資機材等の設備
 (3)官民共同運営の隊内託児所の設置
3 訓練環境の一層の整備と活用促進

 (1)留萌演習場の拡張
 (2)留萌射場の一層の充実
 (3)天塩訓練場の活用促進
4 退職自衛官の再就職支援

 井戸川陸将からは、隊員の確保並びに定着がなかなか難しいとのお話を伺いました。第二師団が管轄する部隊を全て合わせ、ここ近年ほぼ200名ほどの新規入隊者があるのですが、その6割は道外出身者とのこと。親元を離れ、慣れない北海道で勤務し、生活することの難しさや、国家公務員の給与水準を決まるルールは物価の高い首都圏が高く設定されていること等から、依願退職する隊員もいるそうです。

 今回の要望は、第二師団として応えて頂くものだけでなく、人事院をはじめ政府全体で見直してもらわなくてはならない課題もあります。そうしたものに対しては、駐屯地を持つ自治体が声をあげていかねばなりません。

 自国を守るには同盟国をはじめ友好国との連携が欠かせませんが、その前提は「自分の国は自分で守る」という覚悟と備えを各国が持つことです。来週は防衛省にも要望に行く予定です。道北留萌の地から、国防の充実に向けて私もいくばくかの貢献が出来たらと思います。

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアをお願いします!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次