留萌ロータリークラブの皆様に卓話の機会を頂きました。(2023年5月31日)

 好天に恵まれた5月最終日、留萌ロータリークラブの皆様から卓話をする機会を頂きました。

 ロータリークラブは、以下の「4つのテスト」を行動基準とし、全ての職業において人道的な社会奉仕をすることを目指す方々が集まった団体です。

1 真実かどうか
2 みんなに公平か
3 好意と友情を深めるか
4 みんなのためになるか

 留萌ロータリークラブ第62代串橋伸幸会長をはじめ皆様の前で、大変おこがましいのですが、「政治の果たすべき役割とは何か」をお話しさせて頂きました。

 ラピダス社の北海道進出並びに北海道バレー構想により、北海道の産業構造が大きく変わろうとしています。このこと自体は素晴らしいことであり、大いに希望を感じられるものですが、千歳市をはじめとする道央圏以外の地域にとっては、短期的に人手の一極集中が道央圏で進むことへの懸念があります。

 政治の究極の使命は、国民の生命を守ること、つまり安全保障です。安全保障は、従来の外交防衛のみならず、食料、そして経済分野においても重要なテーマです。

 ラピダス社の取組はまさに経済安全保障の観点から極めて重要な意義を持ちます。それが人口減少に悩む地方の犠牲の上に成り立つのではなく、道内全体の利益となるよう、私たち自身も知恵を絞り、道庁に提案していく気概を持たねばなりません。

 まとまりもなく雑多な内容のお話となってしまいましたが、貴重な機会を与えて下さり、耳を傾けて下さった会員の皆様に心から感謝申し上げます。

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