広島でのG7サミットが昨日閉幕しました。
「広島ビジョン」をはじめ採択された声明の中で最も重要なポイントは「核兵器の廃絶」だと、自分なりに理解します。
世界で唯一核爆弾を他国に用いたアメリカを中心としている主要7ヶ国が、21世紀の今でも核兵器の使用による脅しをちらつかせているロシアを制御しようとしている世界の現状は、はっきり言って矛盾に満ちています。しかし、利己的な人間の集まる世界の現実は、常にそういうものです。
矛盾に向き合う中で、少しでも現実的な成果を出して行くかが、政治に問われているのです。少なくとも岸田文雄総理は、真の核廃絶に向けて、少しずつでも世界を前進させる覚悟をもって、今回のサミットに臨まれたのだと私は信じています。一日も早いその実現を強く期待するものです。
今日は久しぶりに留萌神社下交差点での街頭演説からスタートしました。
日中様々仕事を処理し、夕方は羽幌町へ。
第63回羽幌町商工会通常総会に出席しました。
会員が一堂に会しての総会は4年ぶりです。コロナ禍で傷ついた町内経済を回復させるにしても、人手が不足しており、商工業者の皆さんは大変な苦労をされています。
先週水曜日に可決した道の補正予算で、特に担い手不足に悩む宿泊事業者等への補助金等が成立しました。少しでも事業者の力になるための措置ですが、現実はより厳しい状況におかれています。
私はこれまで自らビジネスをしたことはありませんが、事務所スタッフの生活を守る責務を負っていることに間違いありません。羽幌町はじめ管内商工業者の意見を伺いながら、ポストコロナの社会づくりに貢献したいと思います。
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