過去にない干魃の状況調査。 (2021年7月30日.8月28日)

 今年の夏は過去にない高温少雨に見舞われました。自然相手の農業への影響が特に懸念されるところです。JAるもい、また留萌振興局によると、7月の降水量は平年と比較して1割程度に留まったとのことで、農業用ため池ダムである小平町の寧楽ダムは、7月11日より放水が出来なくなる事態が生じました。

 7月30日、8月28日と、実際の状況を確認すべく、管内各地を視察して参りました。

 

◎7月30日(金)小平町寧楽地区

 7月末の時点で、水がなく土がひび割れている水田や、乾ききった大豆の様子が見受けられました。

 7月末の寧楽ダムの様子です。JAるもいの橋村勉専務曰く、これほど水量が少ない状態は過去に見たことがないとのことでした。

 

 8月最後の土日は、稲津久代議士、渡辺孝一代議士が管内に入られ、また道本庁より宮田大農政部長が来られ、改めて視察をさせて頂きました。

 

 視察に先立ち、JAるもい小平支所で概況説明を受けました。南るもい土地改良区の皆様も同席して下さいました。

 

 寧楽地区の圃場を視察。水不足による稲の「赤焼け」が見受けられました。

 寧楽ダムの視察。8月初旬にある程度まとまった降水があったため、7月末の時点に比べれば水量は上がっていました。

 私は他の日程があり同行できませんでしたが、稲津、渡辺両代議士、宮田部長はこの後苫前町の農場を視察され、翌29日は羽幌町、遠別町、天塩町を訪問し、カボチャや大豆、てん菜、牧草、デントコーンの生育状況を視察して下さいました。

 9月初めには、米の生産農家にホクレンから支払われる前払金である概算金が引き下げられることが示されています。管内の作物も平年よりも収穫が減ることが大いに予想され、減収は避けがたいと見られます。

 収入保険による収入補填やつなぎ融資により経営を維持して頂くという当面の対応に加え、灌漑設備を整える農業基盤整備の実施に向けた予算確保等の中長期に立った対策を同時に進めていかねばなりません。

 牧草に関しては、冬期間牛に食べさせる分が不足しないよう、他地域から調達することも考えなくてはなりません。

 国、道、市町村が一体となり、農協はじめ関連団体と連携し、生産者が営農意欲を失わなず、コロナ禍により傷ついている地域経済がこれ以上活力を失わないよう、自分がつなぎ役を果たすべく、対応して参ります。

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