山口県下関市で開催された公益社団法人全国漁港漁場協会主催の第74回全国漁港漁場大会に、道議会水産林務委員長として出席致しました。

本大会は、全国の漁港・漁場・漁村関係者が一堂に会し、漁港漁場整備の更なる推進に向けた機運を高める、非常に貴重な場面です。北海道からも北海道漁港漁場協会会長の高橋昌幸神恵内村長をはじめ関係者が沢山来られており、小平町の関次雄町長、苫前町の福士敦朗町長にお会いできました。

本大会では、
一、海洋環境の変化に対応した基盤整備、藻場干潟対策
一、漁港の生産・流通機能の強化、養殖拠点整備
一、漁港・漁村・海岸の強靭化対策、長寿命化対策
一、全国展開を加速するための海業振興策の充実
の四点が提案され、全会一致で可決されました。
漁港・漁場・漁村振興のために日頃から熱心に取り組まれている方々の事例発表もありました。全国各地で水産業を愛する方々の熱く真摯な思いが伝わり、非常に有意義な時間を過ごせました。
大会前に少し時間があり、下関市の観光名所を回ってみました。
初めて知ったのですが、下関市の名物であるフグを、地元の皆様は「フク」と濁らずに発音することが多いそうです。「フグ」が「不具合」等の良くない音と同じであること、「フク」は「福」等の縁起の良い意味に通じること等から、このような習慣が出来たそうです。大会において関係者が事例発表をされる際に「フク」という音を聞いた際、「フグ」とは別の魚種があるのかなと感じ、自分の不勉強さを痛感しました。





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