令和6年度北海道消防操法訓練大会を見学しました。 (2024年7月12日)

 今日は令和6年度北海道消防操法訓練大会大会が江別市にある北海道消防学校で開催されました。

 留萌管内からは最北の天塩町から天塩町消防団の皆様が出場されました。

全13消防団が出場される本大会の開会式。
開会式での天塩町消防団の皆様。
開会式でご挨拶される冨原亮北海道議会議長。

 開会式の後、桑田孝彦団長をはじめとする天塩町消防団の皆様に激励の挨拶に伺いました。

桑田孝彦団長と。
大会を前に団員の皆様と。

 今年度の大会には渡島管内を除く13振興局管内から消防団の皆様が出場され、実際に火災が発生し、一分一秒を争う事態に際して、第一線、第二線の二組による消火活動のタイムを競います。どれだけ早く消火が実現できたかという迅速性のみならず、出場隊全体の規律、節度、チームワーク安全性等も問われ、総合的な評価が下されます。

 天塩町消防団の皆様の出番は一番最後の13番目。暑さも厳しい中、団員の皆様は日頃の訓練の成果を遺憾なく発揮されていました。

 今年度は第一線で53秒、第二線で67秒のタイムを記録した上川管内の旭川市消防団が優勝。天塩町消防団は57秒、67秒と、タイムではほとんど差はなく、全体で6位の成績を残されました。

 他のどのチームも規律が整っており、日頃熱心に訓練されていることが窺い知れます。

 消防団員の皆様は、専任の消防職員と異なり、それぞれ生業を持つ傍ら、仕事の合間を縫って消火や災害救助活動等の訓練に身を投じてくれています。地域の地理的事情や人間関係に熟知された団員が、消防職員と連携することで、地域の安全は一層確保されます。

 道全体はもちろん、179市町村の広域性を見ても、消防団員に期待される役割はとても大きいものがあります。

 消防団員の皆様にとって年に一度の操法訓練は、消防団活動のモチベーションを維持する上でとても大きな意義を持つことでしょう。参加された各位に心から感謝申し上げます。

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