今日は午前10時から挙行された北海道苫前商業高校創立70周年記念式典にお招きを頂き、出席して参りました。
苫前商業高校は羽幌高校の苫前分校としてスタートし、町立高校から道立高校へと移管され、今日に至ります。
人口減少の影響を受け、生徒数は減少してきましたが、地元の皆様は町外の中学生も対象に学校をPRし、様々な面で生徒へのケアをし、学校を守るべく大変な努力をされています。
留萌管内唯一の商業科を持つ高校として、苫前商業の意義は今後も揺らぐことはありません。
福士敦朗町長は、「最大限の力を傾注して、存続のために努力していく」と、力強いご挨拶をされていました。
来賓として私もご挨拶の機会を賜りました。
毎年9月頃に実施されている生徒による校外での販売実習会は、今年は緊急事態宣言の時期と重複し、実施が出来ませんでした。
福士町長をはじめ役場の皆様、阿部俊一議長をはじめ町議会の皆様、地域の皆様方と一緒になって、私も苫前商業の存続に向け、取り組んでいく想いを改めて強くしました。
この高校だからこそ得られる学びがより多くの方々に伝わるよう、私も頑張ります。
今日は協賛会会長の伊藤正美さんはじめ、学校の運営に協力されてきた方々への表彰も行われました。
最後に、生徒を代表して前期生徒会会長の大元祐征君が挨拶をされていました。
大元君は、「70年の間、多くの困難があり、それを先輩たちが乗り越えられて今日の自分たちがある」旨の挨拶をされていました。コロナ禍により学びの機会が制限され、辛い思いをしているはずなのに、先人先達の労苦に敬意を表する挨拶をされたことに、大いに感心させられました。 素晴らしい人材が着実に育っていることに、自分の方が勇気を頂いた思いです。
地域の未来を担う大切な若者を育ててくれている苫前商業の存続の為、一層汗をかいて参ります。
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