新型コロナウイルス感染症が蔓延し、マスクをはじめとする感染防護具の入手が極めて困難となりました。藁にも縋る思いで、私なりに海外の知人、友人にとにかく声をかけ、マスク確保に向けて奔走したところ、留萌ライオンズクラブの姉妹クラブである台湾の「彰化県中央国際獅子会」から4,000枚もの寄贈がなされることとなりました。
6月12日、留萌市の中西俊司市長への寄贈の場に、私も声をかけて頂き、同席させて頂きました。
大学時代に中国語を学び、中国に留学する機会を得られたことが、思いがけず役に立ちました。
思い返せば、釧路の実家の両親、家族には大変な金銭的負担をかけたものです。お金に窮する度、仕送りをお願いしていた大学生時代の自分に対し、一度も嫌そうな反応もせず、ただ「わかった」と応じてくれた父はじめ、家族に対する感謝の気持ちが沸々と湧いてきます。
留萌と台湾。奉仕活動に従事するライオンズクラブの皆様方を通じて、温かな縁がつくられました。コロナ禍に限らず、平素からこのようなつながりを大切にしていきたいものですね。
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