令和6年最初の定例会がスタート。(2024年2月21日)

 今日は令和6年最初の定例会の開会日です。

 2月14日の会派役員会で説明を受けた通り、一般会計総額3兆215億9千万円の令和6年当初予算案の他に、令和5年補正予算案、各条例改正案などの議案が知事より示されました。

 主な提案内容は以下の通りです。

(1)令和5年補正予算案246億2,900万2千円
(主な内容)
●北海道公立学校情報機器整備基金積立金…29億60万1千円
 ➡国の補助金を原資とした基金を造成し、道内公立学校の情報通信機器等を整備する。
●介護職員等処遇改善事業費…22億164万3千円
 ➡介護・障がい福祉サービス事業所が人材確保の為に行う処遇改善の取組を支援する。
●生活基盤施設耐震化等補助金…34億8,301万7千円
 ➡市町村等が行う水道施設の耐震化等の取組を支援する。
●水産業振興構造改善事業費…21億6,646万7千円
 ➡漁業者団体等が持続的な生産体制構築のために行う加工処理施設の整備等を支援する。

 こちらの補正予算は冒頭先議に付され、各会派による質疑を経て成立しました。

(2)令和6年当初予算3兆215億4,436万8千円
(主な内容)
【安心して住み続けられる地域に】
○安全安心の確保…45億円
 ●防災訓練費等…3,337万円etc
  ➡厳冬期における防災訓練を実施し、防災教育を充実する。
○誰もが暮らしやすい生活環境…479.4億円
 ●こどもの意見反映推進事業…1,000万円etc
  ➡こどもの意見を道政に反映させるための取組を推進する。
○地域を支える多様な人材…54.5億円
 ●外国人材受入・定着促進事業…2,922万2千円etc
  ➡本道の魅力発信等を通じて外国人材の受入定着を促進する。
○持続可能な地域社会…110.8億円
 ●地域政策推進事業…3億5,200万円etc
  ➡振興局が地域と連携・協働し、個性ある地域づくりを推進する。

【北海道の魅力を世界へ】
○未来に向けた産業・人・投資…137.8億円
 ●半導体産業に係る複合拠点化事業…1億93万4千円etc
  ➡半導体の製造・研究・人材育成等が一体となった複合拠点を実現する。
○日本を支え世界に拡げる食…156.4億円
 ●対中輸出転換事業等…2,011万1千円etc
  ➡リスクに対応した中国への輸出と中国以外の新規市場を開拓する。
○観光立国北海道の再構築…18.2億円
 ●観光人材発掘事業…4,081万4千円etc
  ➡人手不足が著しい宿泊業において新規学卒者を中心とした人材確保を推進する。
○四季折々の豊かな自然と歴史文化…13.1億円
 ●縄文世界遺産活用推進強化費…5,488万8千円etc
  ➡北海道・北東北の縄文遺跡群の適切な保存と活用、情報発信を強化する。

 来週水曜日、木曜日に代表質問が開催され、その後は一般質問へと移ります。一般質問の後は予算特別委員会が設置され、より細かな質疑が行われます。

 閉会日の3月19日までの議事日程を踏まえ、私もしっかり準備をし、予算案はじめ各議案を研究し、議論に臨みます。今定例会では一般質問の機会を得られそうですので、地元留萌管内の課題をベースに、全道発展に必要な政策を提案していきたいと考えています。

 開会日の今日は恒例の議場コンサートが開催されました。今定例会は札幌市立幌西小学校合唱団の皆様が来てくれました。

 幌西小学校合唱団の皆様は北海道合唱コンクール、北海道合唱コンクールで金賞等を獲得している、高い実力を誇る合唱団です。子どもたちの透き通ったきれいな歌声に心が洗われる思いでした。

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