今日は留萌南部森林組合の吉本淳一組合長、彦部部長、遠別初山別森林組合の鬼頭参事にご案内を頂き、留萌市幌糠にある林業の作業現場を視察しました。
ここの現場は、面積約12.35ヘクタールの留萌市が所有する森林を整備間伐する事業で、留萌南部森林組合が受注し、羽幌町の山本重機さんが下請けで入られ、作業が進められています。
林業について議会で質問したことは何度もありますが、実際の作業現場をこれまで見学したことがなく、先月の意見交換会の場で、そのような機会を頂きたいとお願いをしておりました。
伐採された丸太をつかみ、運搬するグラップラーはじめ、木を切るハーベスター、運搬するブルなど、林業の現場に欠かせない機械を見ることもできました。
これらの重機を使いこなすにも経験を要します。熟練の技術者を確保することにどの事業者も苦慮しているとも聞きました。
農業、漁業と共に一次産業を構成する林業は、経済規模は小さいものの、すべての命につながる、最も基礎的な産業です。その林業も、北海道各地で実情が異なります。条件不利地といわれている留萌管内の林業の振興を図り、全道的な林業発展に貢献して参りたいと、今日の視察を経て強く感じました。
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