このようなイベントは何年ぶりになるのでしょうか。今日は小平町鬼鹿にある小平町多目的防災交流施設「群来る(くきる)」で開催された、主にお子さまを対象としたイベント「群来る2022」に出席しました。
主催者の西村健一さんはご挨拶の中で、「『コロナだから出来ない』という言葉を、この2年あまり、我々大人が常に口にして来た。これからはそうではなく、『コロナでも出来る』方法を考え、子ども達が楽しめる機会を創っていかなくてはならない」と話されていました。
確かにこの間、未知のウイルスの世界的蔓延を受け、やむを得ない措置でありますが、極力人と人との接触を減らすべく、さまざまなイベントの開催を見送ってきました。この間の経験を踏まえ、最近になってようやくコロナと共生する社会のあり方が見えてきました。
今日のイベントを開催するにあたり、西村さんはじめ主催者の皆様は悩むことも多かったと思います。子ども達の健やかな成長のため、開催に踏み切って下さり、私からも心からお礼を申し上げたいと思います。
イベントに合わせ、地元の子育て応援サークル「まいあさうら」さんが手作り品やおさがり品を出展されており、他に鬼鹿松前神楽保存会、ダンスチームL.O.Bの皆様もそれぞれ出演されていました。
会場の小平町多目的防災交流施設 群来るは昨年10月に完成しました。鬼鹿の診療所、歯科診療所に加え、ウォーキングマシン等の運動器具も設置されており、災害時の避難だけでなく、地域住民の皆様の日頃の健康管理も担う施設です。
壁には地元のお子さまが描いた絵も掲げられており、施設全体が優しさに満ち溢れていました。
最後は地元漁師の方によるホタテ稚貝詰め放題コーナーです。私の息子もとても貴重な体験をさせて頂きました。
コロナ後を見据え、今後このようなイベントも徐々に再開されていくものと思います。コロナによって更に希薄になってしまった地域のつながりを、今後取り戻していけるように努めて行きます。
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